9月の日記 1.9月30日(水曜日) 「秋」 54.29点! 1.9月29日(火曜日) 「He can who believe he can」 56.49点! 1.9月28日(月曜日) 「USO(未確認・・・)」 58.35点! 1.9月27日(日曜日) 「WANTされて」 60.59点! 1.9月26日(土曜日) 「誰がうまいことを言えと」 53.73点! 1.9月25日(金曜日) 「好意→行為」 55.14点! 1.9月24日(木曜日) 「人生は25回のいす取りゲーム」 52.81点! 1.9月23日(水曜日) 「ちょうどいいやついねえのかよ!!」 54.36点! 1.9月22日(火曜日) 「とりあえず問題集をあげろ」 56.27点! 1.9月21日(月曜日) 「とりあえず、落ち着くな」 58.80点! 1.9月20日(日曜日) 「天才マキャベリスト・カジ」 60.66点! 1.9月19日(土曜日) 「何か言ってくださいよ」 55.41点! 1.9月18日(金曜日) 「23組」 48.27点! 1.9月17日(木曜日) 「STOP THE TIME」 39.70点! 1.9月16日(水曜日) 「H−IMAJINE」 41.35点! 1.9月15日(火曜日) 「ファン感謝DAY2」 43.08点! 1.9月14日(月曜日) 「暗黒の跳梁」 45.76点! 1.9月13日(日曜日) 「もう干支1週か」 47.22点! 1.9月12日(土曜日) 「翔べ、翔べ、お姫様」 49.54点! 1.9月11日(金曜日) 「追憶の亀戸」 51.36点! 1.9月10日(木曜日) 「2回のパンクと2つの世の中」 53.91点! 1.9月9日(水曜日) 「アンケートと主役不在」 55.47点! 1.9月8日(火曜日) 「アリスと迷宮のラビリンス」 57.18点! 1.9月7日(月曜日) 「書記と散逸」 59.80点! 1.9月6日(日曜日) 「きゅうりと再起動」 61.92点! 1.9月5日(土曜日) 「花火と『たい』」 56.73点! 1.9月4日(金曜日) 「心証とまだ生きているんですけど」 51.62点! 1.9月3日(木曜日) 「35分と攻防」 46.32点! 1.9月2日(水曜日) 「王者と昨日のピスタチオ」 48.17点! 1.9月1日(火曜日) 「悲哀の海と慈愛の空」 50.08点!
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
毎日一喜一憂しつつも、ずっと触れていませんでしたけど、セリーグもパリーグもCS争いが熱いですね。
この制度が導入される前は、この時期にはだいたいリーグ優勝チームが決まっていて、
それ以降の試合はタイトル争いかただの消化試合になっていましたけど、
うまい具合に3位争いが熾烈なおかげで、最後の最後まで予断を許せません。
興行的には成功した制度だと言っていいんじゃないかな。
そんな中我らが広島東洋カープは今年も3位争いを繰り広げつつ、
最後の最後で意味不明の大連敗を喫してしまって、若干蚊帳の外というおなじみの展開。
ヤクルトはオールスター以降の勝率が3割くらいの低迷っぷりでも、ここぞというときは7連勝くらいしているのに。
横浜相手に3連勝しても、ヤクルトと巨人相手に5連敗していたら結局リーグ優勝は厳しいよね。
残りの全試合勝つことを祈ってます。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
記念すべき(?)第1回の裁判員裁判が開始されて、約2か月が経ちました。
この2ヶ月間、新聞紙上に「裁判員」という文字が登場しなかった日はないというくらい脚光を浴びているこの制度。
実際に裁判員になられた方々も思った以上にメディアに登場して、裁判員裁判の感想などを述べておられます。
事実認定から量刑の確定まで、実に苦労なさったことだと思います。
その一方で、裁判員裁判を実際に受けている被告人の声はほとんど聞こえてきません。
まあ、声を発する機会がないのかもしれませんが。
実際に訴訟の当事者となって裁判に関与しているのは、裁判員だけではなく被告人も同じことです。
被告人の視点から見た裁判員制度の実像というものを知りたいなあと思うこの頃です。
裁判を受けるのが初めてではない被告人であれば、
従来の職業裁判官における裁判制度との異同について何らかの感想をお持ちだと思います。
戦前は、一時期日本でも陪審制度が導入されていたものの、
被告人の感想は官尊民卑という時代的な背景もあるかと思いますが、職業裁判官による裁判を望む者が多かったと聞きます。
さて、戦後60年以上経過した今ではどうでしょう。
2.昨日の練習・・・・REST
3.
「卒業(雪月花殺人ゲーム)」(東野圭吾著)
湯川先生シリーズが終わって、今度は加賀恭一郎シリーズ。
1冊で終わってしまうものよりは、シリーズものが好きなのです。
歴史小説も長編が好き。山岡荘八の徳川家康は全26巻だったっけ。
上梓されたのが20年以上昔であり、作者もまだ若かったということ、
登場人物が大学生ということもあって、非常に読みやすい。
今では当然のように日常生活に浸透している携帯電話やインターネットが全く登場しない点に隔世の感がありますね。
想いを寄せている相手の家に電話を掛けることを躊躇う様子に共感できるのは、私あたりが最後の世代かもしれません。
今回も、6人の親友グループの内部で殺し合いがあり、結局3人が死んでしまうなど、
相変わらずどうにもならないストーリーですが、
タイトルにもなっている「卒業」の意味を最後の最後まで考えさせられました。
ちなみに現在この作品はサブタイトルを削除して「卒業」のみで文庫化されているようですが、
個人的にはその方がいいと思います。
事件は「雪月花」絡みだけじゃないし、「殺人ゲーム」っていうような愉快犯的な雰囲気でもないからね。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
「1Q84(Book1)」(村上春樹著)
間違いなく今年最大の話題作。ノーベル賞の有力候補だとか。
お金が入るようになって、文庫よりは値段の張るハードカバーの本を
気軽に買って読めることがささやかな幸せだと感じる昨今です。
内容は、相変わらず天才・村上ワールド。
よく練られているし、恋愛、セックス、クラシック音楽、ファンタジー、サスペンス、社会性などなどを
絶妙に織り交ぜながら鈍牛のような歩みで物語は進んでいきます。
どうも無駄な描写が多い気がするな。ページ数半分くらいで十分足りると思いますよ。
昔の作品より多少は読みやすくなったかなと思えるとはいえ、
相変わらずナルシズムに充ち溢れ、低血圧で酸素濃度の薄いようなストーリー展開。
まともな登場人物はいないし、読んでいて窒息寸前でした。
天吾くん編はまだ読めるけど、青豆ちゃん編の気持ち悪さといったらないね。
なまじ類稀なる才能を持って秀逸な文章表現をしてくれるものだから光景が生き生きと鮮明に浮かんできてしまう。
天才の功罪は表裏一体だね。
まあ、何はともあれ文句つけながらもここまで休日を返上して一気に読破してしまったのも事実。
次巻、天吾くんと青豆ちゃんは20年の時空を超えて巡り合うのか。
月は果たして何個になるのか。期待。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.誰もが皆何物にも何者にも縛られずにアクセル全開で信号は全部青、
という錯覚に包まれていた瞬間があって、いつまでもこのままの生きていきたいと思ったことがあるはずです。
そんな夢幻のような日々はいつしか終わり、気がつかないうちに様々な規制に雁字搦めになり、
無数の標識の誘導に従いハンドルを操作し、信号に合わせてブレーキを踏むことで世間に折り合いをつけ、
気がつけば死ぬまでもう後戻りできないレールの上を走り続けるような毎日。
願わくば、人生という名のチキンレースを最後まで、行けるところまでブレーキ踏まずに完走して欲しい。
人間的にどうか思い悩むよりも、いつまでも自分らしくその道を進んでほしい。
それは誰にでもできることじゃないけど、誰かにはできることのはず。
そして、その先に何が見えるのか、何があるのか、こっそりと教えてほしい。
裁判上の委任関係ではなく、友人関係にある私に。
2.昨日の練習・・・・REST
3.
友達の数は多い方か少ない方か問われたなら、
何をもって友達とするかの定義によって多少の増減はあるかもしれませんが、少ない方だと答えざるを得ません。
今回は、たとえどんな定義で考えようとも友達と言わざるを得ない人のお話を少し。
自分のことを「人間的にどうかと思う」とあっさり言い放つ。
もちろん全面的にどうかと思うわけじゃないだろうけど、
そういう狂気じみた性格を心のどこかに宿しているのは間違いないらしい。
そして、その発言に対して「ああ、そう思うよ」とあっさり返せる私も私。
自分のことは一切棚上げ。
だからといって友達をやめるつもりは(たぶん)毛頭ない。
その人の場合、人間的にどうかしているか否かなんて基本的にどうでもいい。
そもそもこの場合の人間って何億、何十億の個体が集合した抽象的な概念でしょう。
人間すべてに共通する規範や道徳なんて究極的にはないのだと思います。
ある国では同性で結婚できても、ある国では死刑だったりするように。
そもそも、誰に人間総体を語るほどの資格や何かがあるかも分かりません。
とはいいつつ、悲しいかな誰もが人間的にどうか、人目を気にしながら生きていく。
それはそれで社会の秩序維持のためには素晴らしいことなんだけどね。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.「退屈力」(斎藤孝著)
「結局、前の晩が楽しければ楽しいほど、翌朝は退屈になる」(バートランド・ラッセル)
この一節を読んでいてふと脳裏をよぎったことがあります。
私は陸同を卒業して2回ほど夏の全体合宿に参加して、2回とも大コンパを前に帰っていますが、
それも、結局合宿が終わってしまった翌日の、絶望的な退屈さに耐えられる自信がなかったからなのかもしれません。
卒業生の立場になって、改めて思うのは、合宿の数はたくさんあれども、やっぱり夏の全体合宿は別格で、
あれが終わった後の喪失感からくる心身両面のダメージは計り知れないということです。
まあ、そんな心配をしてしまうのも素晴らしい仲間がいてのことなので、皆さんに感謝しなければなりませんね。
そして、絶望的なまでのものはできれば避けたいのですが、私の人生は基本的に退屈なもので大いに結構です。
暇で退屈、万歳。
2.昨日の練習・・・・JOG×16キロ(80分)
3.
スーパー陸上を見ました。テレビの話ばかりだな(笑)
毎年のように観戦のお誘いがあるのですが、実際に見に行ったのは大学2年生の時の1回だけかな。
その年の陸上界のスターがそれなりに勢ぞろいするものの、如何せんトップアスリートたちはこの時期とっくにシーズンオフ。
日本には高いお金を貰って、適当に観光してお土産買って帰るついでにスーパー陸上にでも出るかな、
くらいの気持ちの海外招待選手が多いんじゃないかな。
事実として、今回も期待されていたわりには大した記録も出ませんでした。
やり投げの村上くらいかな。自身国内最高記録だから一人気を吐いた感じですね。
ゲイはなあ。
3日前に世界歴代2位の記録を出して、今回そこまでコンディション悪くないのに10秒13って。
自己ベストから0,44遅いんだから、相当手を抜いて走ったんだろうな。
まあ、こんなところで怪我しても話にならないし、
そんな手抜きの相手に全く歯が立たない日本人も日本人だから仕方ないか。
2.昨日の練習・・・・JOG×16キロ(80分)
3.キングオブコントを見ました。
去年よりは採点方法も採点結果もマシかなと思います。
それでも、東京03ってそんなに面白かったか。
とりあえず、2本目の953点はやりすぎだろう。
あの面白さが分からないとセンスないってことなのかな。
個人的にはインパルス>>サンドウィッチマン>東京03>>>他かな。
サンドウィッチマンはどうせ既存のネタをやるならもっと点数取れそうなネタたくさんあった気がします。
たらればはあれだけど、2本目が「真夜中のミッドナイト」だったらな。
お疲れ様でした。
2.昨日の練習・・・・JOG×5キロ(25分)
3.9月ももうすぐ終わり。
よく考えると、大学(大学院)生時代の8,9月は休みだったんだよな。
2か月も連続休暇があったことが嘘だったように思えます。
かといって、2か月休めと言われたらそれはそれで嫌ですけど。
あの頃も暇すぎるから夏休み早く終われってずっと言っていた気がする。
というか・・・あの頃2か月もの間何をやっていたんだろう。
過去の日記を振り返ってみると・・・あれ、意外に今とあまり変わらないな(笑)
2.昨日の練習・・・・JOG×12キロ(60分)
3.とあるスーパーの店内の横断幕にどでかい文字で
「レジ袋削減について、お客さまと一緒に考えさせていただきます」
というようなことが書かれていました。
要するに、レジ袋は支給しないので、バッグを持ってきてくださいということ。
真正面から経費削減と言えばいいのに、
いつの間にか勝手にお客様をも巻き込んで「一緒に」企画したことのようになっています。
こういうの、責任転嫁の意図が見え見えで卑怯だなと思います。
いつの日か、レジ袋は実は環境保全にとって望ましいものだったことが判明したとしても、責任は折半できますからね。
そう考えると、何がお客様かと。
そこまで馬鹿じゃないと思います。
2.昨日の練習・・・・REST
3.
民主党政権になったら、高速道路を無料化しても採算が合うかもしれないという報告書が提出されたそうな。
もちろん、どこかの財源から補てんすることになるのでしょうが。
自民党政権のときには、そんなこと一言も言ってなかった気がするのですが。
きっと、政権交代に備えてどちらに転んでも我が身の安全が保障されるように、
いくつも試算報告書のパターンを作っていたのでしょうね。
そうだとするならば、さすが、食えないね。
2.昨日の練習・・・・REST
3.そこから翌朝までのことは生涯忘れることはないでしょう。
終わり良ければ全て良し。
最終回2アウトまで99点差で負けていても(コールドゲームにならない限り)
そこから満塁ホームランを25発打てば大逆転勝利。
果てしなくつまらなく、退屈な日々はこの日を最高のものにするためにあったわけでした。
自分が格別何か貢献できたとは思えないし、
他のクラスのことはほとんど分からないけど、自分のクラスは最高でした。
昔は別として、ここ何年も徹夜をしたことがない自分が最後まで宴席に残っていたのは、
きっとそういうことだったのでしょう。
嗚呼、免許の更新に行く予定だったのに無理なので寝ます。1日。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.正直、和光での2ヶ月間は10か月続けられてきたカリキュラムの中では最高につまらなく、退屈な日々でした。
ここ1か月くらい実質日記の更新を放棄していたのは、諸事多忙だったわけではなく、むしろその逆で、
あまりに日々が退屈だったということ(と読書量が過去最高を叩きだしていたこと)が原因でした。
研修先が家から公共機関を使うと甚だ通いづらい場所だったり、
7時間ぶっ通しの論文試験だけで1日が終わってしまったり、
その試験は予備校の論点主義思想を弾劾しておきながら、
それと同等かそれを上回るような論点主義のものであったり、
法科大学院には効率的な学習のためと称して50人以下で授業しろと指導しているくせに、
ここでは1クラスが75人だったり、
とにかく、法科大学院の方がよっぽどましな教育環境だったんじゃないかと嘆く毎日でした。
最終日に最終講義を受け終わるまでは。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
イチローが9年連続200本安打達成。
一応野球における世界最高峰のメジャーリーグで108年間誰もできなかったことなんだから、
明らかに偉業だと思うんだけど、否定的な見解も散見されるのは、何なのでしょう。
みのもんたは「せこい」とか「ちゃんと打たなきゃ」と一刀両断したらしいけど、ナンセンスですね。
1番打者はせこかろうが何だろうが、塁に出るのが最優先するべき仕事なのです。
それにちゃんと狙って打つべき場所に打っているからヒットにもなるし、
内野ゴロでアウトになるかもしれないあたりでも一生懸命一塁ベースまで走っていなきゃ、あの結果は出ません。
塵も積もれば山となるといいます。
最善の努力を怠らずこつこつと一生懸命全力のプレーを続けたからこその金字塔。
派手好きなアメリカ人に受けが悪いのは仕方ないにしても、日本人ってこういうことを好む人種じゃなかったっけ。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
「パラドックス13」(東野圭吾著)
天変地異の類の現象により地上には13人の人間しか残らず、次から次へと天災が降り注いで来る極限状態を生き抜いていくお話。
もう少し深遠なトリック的要素が含まれているのかと思ったけど、意外にそうでもなく、
ガリレオシリーズとはまた違った色合いの作品でした。
今日の次に明日が来ることを露ほどにも疑わずに生きていられるということは思っている以上に尊いことのようです。
大事な物の価値は失ってみてはじめて認識できるものだとはよくいったもの。
次の瞬間に、法律も道徳も宗教も警察も消滅して、既存の価値観全てが無に帰ったら人間はいったいどうなるのか。
人間の奥底に潜む禍々しい狂気に多方面から絶妙に光を当てる展開に魅入られたように一気に最後まで読んでしまいました。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
「客観力」(木村政雄著)
吉本興業の元重役が書いた本。
もう少し実のある話があるかと期待したのですが、結果的には最後まで読みきるか否かを迷うくらいのものでした。
本の中で話題になっていたのですが、芸名を変えて大成功を収めたお笑い芸人といえば誰のことを想像するでしょうか。
世代によって少し意見が異なるかもしれませんが、最近で言うなら、くりぃむしちゅーかさまぁーずではないでしょうか。
そこでこの本では迷うことなく「チャーリー浜」と書いてありました。
・・・そもそも全国区の知名度があるのかも怪しいし、改名していたことすら知らんわ。
吉本興業所属タレントに限定しても、もっといるんじゃないの。
客観力が聞いて呆れました。
2.昨日の練習・・・・REST
3.とまあ、暗い話はこれまでにして、もう一つ目を見張る事実が。
圧倒的ではないか、我が母校の合格率は!!
全体的な合格者数や合格率は去年より低下しているのに、我が母校はどちらも昨年を上回っているのだから驚嘆すべき戦果です。
まさか、自分が入学したときは、この大学院がここまでの常勝軍団になるとは思ってなかったな。
学費が安いからという理由で選んだけど、結果的には大正解だったな。
今年の人たちは1期生の戦果を知ってから入学した人たちだから、
きっとここに入れば大丈夫だろうという漠然とした期待や自信があるんだろうね。
良い結果が出て、良質の学生が集まって競争して高みを目指して、また良い結果が出る。
最高の循環ですね。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
合格発表の話のついでということで、今年の合格者数や合格率について。
何より衝撃的だったのは、合格者数が新制度スタート以降初めて前年度割れになったこと。
一応合格者数の目安というものは決まっていたはずで、今回はその最小値をも軽く下回る虐殺劇。
そして、約束を反故にしておいて、法務大臣が「合格者数が少なすぎる」と試験委員会に対してではなく、
あろうことか大学院や受験者側に苦言を呈することに。
先に合格したから言えることかもしれないけど、創成期の混乱を考慮しても、
この制度に明るい未来は待っているのかと問われれば、甚だ疑問としか言いようがない。
法科大学院を卒業するまでに相当の費用がかかり、
大学院を卒業したとしても、試験の合格率は年々低下する一方。
合格したとしても、給料は貰えず、バイトも禁止。
修習を最後まで続けても、今度は卒業試験での不合格者が激増。
修習を終了したとしても、急激な法曹人口増加で今度は就職先がない。
気がついたら年月ばかり5年以上かかり、手元には1000万円近い借金。
今自分が法学部の大学生だったら、間違いなく司法試験を目指すことはないね。
これでいいのか。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.歴史は繰り返すということで、今年もあの試験の合格発表がありました。
いつの間にやらあの合格やら狂宴から1年も経つのか。
実際に修習を10か月くらい体験した自分から、有頂天冷めやらぬ1年前の自分に一言二言餞のお言葉をば。
えーまあ、とりあえず、合格おめでとう。
冷水を浴びせるようかもしれないけど、合格しても特に君をとりまく環境や日々の生活は君が思うほどには変わらないよ。
まあ、絶望的に保守的で環境の変化を何より嫌う君なら何となく1年後の自分の姿くらいは想像つくかもしれないけどね。
もちろん、皮肉だけどね。
保守的といえば、君の大好きな自民党が選挙で大敗して、政権を明け渡すことになるよ。
これにはさすがに驚きを隠せないだろうね。
あとは、そうだな、だらだら遊び呆けていないで早めに就活はしておいたほうがいいぜ。
後になればなるほど選択肢は狭まっていくし、実質あれは早い者勝ちだからね。
それくらいかな。あとは修習配属地が希望通りいくように天に祈っていてください。
それじゃあ。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.そろそろ大相撲が始まるので、新聞の大相撲特集の記事を読んでいたら
横綱の白鵬が今場所優勝すると誰だかは忘れたけど、往年の名力士の優勝回数に並ぶらしく、
見出しに大きいフォントで『「並ぶ」と意欲』と書いてあるわけです。
相撲の力士は取組後のインタビューでもそうですけど、原則的に大言壮語しないものです。
ましてや優等生の白鵬がそこまで断定的に言いきるのは何だか変だなと思いながら、
実際に記事を読むと、そこには「並べたら光栄です」と書いてあるわけです。
つまり、「並ぶ」というのはある意味で記者の捏造です。そんなこと一言も言っていない。
天下の朝日新聞の記者が「並ぶ」と「並べたら光栄です」の差異が分からないほど国語が分からないはずがありません。
「並べたら光栄です」では面白みがないから、脚色を加えたのでしょうが、
カギカッコを使うということは発言者の言葉を正確に引用する必要があります。
新聞を一字一句読んでいる人よりは、時間などの関係上、見出しだけしか読まない人の方が多いでしょうから、
見出しに捏造の発言を持ってくることは本当に罪深いことだと思います。
民主党が大勝利を収めたのはメディアの煽動に起因するところ大だと思います。
新聞記事の持つ影響力は今なお全然衰えていません。
償うことのできない大惨禍を招かぬように、もう少し気をつけてほしいものです。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
最寄駅から車で箱根の5区もびっくりの坂道をひたすら登りっぱなし。
途中街灯が全くなかったので、当然のごとく真っ暗。周囲は静寂の境地。
去年登った富士山の7合目の無明無音を思い出しました。
駅から徒歩でペンションまで来いと言われたら途中で発狂して挫折していたことでしょう。
都会っ子はひ弱だね。
そんな坂道を翌朝には自主朝練でジョギングするわけですけど、やっぱり辛かった。
冷涼な空気が漂う朝の高原を、だらだら汗流して青息吐息で坂を駆け上がる自分、だいぶお疲れさま。
そんな空気をもっとぶち壊すが如く、朝から全力で坂ダッシュしている中川君、もっとお疲れさま。
意味なく長くなってきたからまとめると、自然はやっぱり凄えなってことです。
普段はコンクリートジャングルの中に生息する私たちですが、たまにこうやって豪快に自然と戯れるのも必要だね。
ありがとう、原付・・・じゃなくて原村。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
先日、噂の早川ペンション@原村に行ってきました。
原村を「げんつき(原付)」と読み間違えていた人もいましたけど(笑)
メインイベントは(たぶん)諏訪湖の花火でしたが、まさか去年に引き続き2年連続で諏訪の地を踏むとは思っていませんでした。
違ったのは水嶋がいなかったことくらい。
あいつ、元気(に太っている)かな。
自称の73キロは、戦争中の大本営発表くらい信憑性ないからな(笑)
花火はさすが創作(新作)花火大会の名に相応しいもので、見たことがないものばかりで素晴らしかったです。
酒飲み過ぎてトイレばかり行っていたから見てないのも結構あるんですけど(笑)
2.昨日の練習・・・・JOG×7キロ(35分)
3.
「ガリレオの苦悩」(東野圭吾著)
「聖女の救済」よりはこっちの方がお気に入り。
短編でもなく長編でもない、中編の2作品が特に好き。
足利事件などを参照するまでもなく、科学は絶対ではないんだよね。
言われてみればその通りなんだろうけど、科学的捜査の無謬性を心のどこかで信じてしまいたい、
もしくは、敬遠するあまりもうそれでいいよと断定してしまいたい自分がどこかにいるんだよね。悲しいことに。
いくら理論的に完全に武装されていたとしても、その理論を構築した人間そのものが不完全な存在なわけです。
死刑制度はそう考えるとやはりおかしいものだと思います。
死刑は公権力が人間の生命を完全に剥奪する制度だとされています。
間違えていたときに、はいすいませんでしたでは済まないのです。
2.昨日の練習・・・・REST
3.
「聖女の救済」(東野圭吾著)
長編第2弾。
前作の面白さに比べれば、若干劣るかなというのが正直なところ。
映画化を目論んでいるのかなと疑いたくなるような箇所が随所に散見されました。
ヒロイン役のイメージは、小泉今日子かな。
賛否両論あるとは思いますが、内海薫は不要だと思います。
優秀な新人のわりに性格はかなりきつめ。あの断定的な口調が結構読んでいて腹立つ。
それなりの重要人物である彼女に相当数の頁を割かなければならない関係で、どうしても草薙刑事と湯川先生の登場が減るしね。
事実、湯川先生は最初の3分の1くらいはほとんど登場しませんでした。
まあ、今回は実質草薙刑事が主人公だった気がしないでもないので、仕方ないのかな。
古畑任三郎で、西園寺君が出てきたときにも思いましたけど、やっぱりトリオは好きじゃないね。
日常生活においても3人での会話はなかなか難しいのに、推理小説の世界でのやりとりとなるとさらに面倒くさい。
2.昨日の練習・・・・REST
3.「容疑者Xの献身」(映画)
ということで、早速映画の方もDVDで見てしまいました。
観ていて、どこかで見たことのある大学キャンパスだなと思っていたら、ありましたよ。
エンドロールの撮影協力に「一橋大学」の文字が。
湯川先生と石神先生が初めて出会ってあのベンチ、私も座ったことあります。
それにしても、いつの間に撮影されていたんだ。
上映時期から逆算するとぎりぎりまだあのキャンパスにいたはずなんだけど、全然そんな話は知らなかったな。
内容的に、原作と比べて大幅な変更はなく、大筋あの通りの話だったかな。
ただ、欲を言えば、石神先生の数学に対する思いや、再追試を受ける生徒とのやり取りがあればなと。
「なぜこんな勉強をするのか、という疑問を持つのは当然のことだ。
その疑問が解消されるところから学問に取り組む目的が生まれる」
「(微分積分なんて一体何の役に立つんだよという)彼らの素朴な質問に答えようとしない教師が多すぎる」
ごもっとも。あの部分が好きだったので全部カットされたのは個人的に結構痛い。
2.昨日の練習・・・・REST
3.
次に、富樫の本当の死体が上がってくる頃には、裁判が確定していて、どうのこうのというあたりも大分お粗末な話。
刑事民事問わず、現行の訴訟制度には再審という制度がございまして、仮に1回裁判が確定しても、
新証拠の発見があれば、当然訴追側は実体的真実を白日の下に晒すことになるでしょう、
裁判所もそれを容れることはほぼ間違いないでしょう。残念。
それに、裁判が確定するまでには捜査機関は真相を解明すると思いますよ。
そこまで日本の科学捜査は無能ではないでしょう。
結局のところ、この話はどうにも救いようのない話なんだよね。
尊い命を2つも失った挙げ句に、誰も幸せになれない。
娘さんなんか、一生強烈な精神的十字架を背負って生きることになるでしょうし。
実際自殺未遂をしているし、その先に光り溢れる世界が待っているとは思えません。
石神先生の献身的行為をもって純愛と言うのはどうも不可解です。
愛の定義は難しいだろうし、一義的に確定することにどれほどの意義があるか疑問だけど、
最低限誰かを幸せにするものであって欲しいものです。
あれ、結局「懐疑的、批判的」な感想の列挙になってしまった感があるな(笑)
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.
「容疑者Xの献身」(東野圭吾著)
生来の性根の悪さなのか何なのか、文学賞を総なめにするような作品に対して、
必要以上に懐疑的、批判的に読んでしまいがちの私ですが、この作品は素直に兜を脱いで凄いなと思いました。
その凄さを例えるなら、この本を読んでいる最中に、ラスト20頁くらいの怒涛の急展開をばらされていたら、
それが最愛の妻であっても離婚して終生接触を断とうと決意するくらい・・・はやや言い過ぎかな。
まあ、それくらい。
まあ、とはいえ、世に完璧などおそらく存在しないという宿命がある以上、気に食わない点もそれなりにあります。
私はこれでも法律を修めておりまして。
まず、花岡親子が富樫を殺したのは、先に娘が手を出したにせよ、おそらく正当防衛行為であって、無罪になるでしょう。
仮に正当防衛が成立しなくとも、殺意の存在は疑問だし、そのまま自首しておけば情状酌量の余地は十分にあるでしょうし、
実刑が科される可能性は限りなく低かった気がします。
身も蓋もない言い方をしてしまえば、石神先生の隠蔽工作は完全に余計なお世話。
トリックの歯車に供された名もなきホームレスの命を奪う必要もありません。
2.昨日の練習・・・・JOG×13キロ(65分)
3.
「予知夢」(東野圭吾著)
連作ミステリー第2弾。
前作に比べてやや霊的、オカルト的な要素が増えたかな。
こういうものって科学者にとっては永遠の好敵手なのかな。
何か、一瞬で読み終わってしまった気がして、特に覚えてないな。
短編というのは性質上どうしても最短距離を走らざるを得ないので、
あまり捜査機関や湯川大先生の御苦労が伝わってこないのが残念。
一応、犯人側はそれなりに全力で人智を総動員して犯罪を遂行しているわけですから、
もう少し敬意を表して(はいけないのかもしれませんが)間違いや紆余曲折があってもいいんじゃないかと。
2.昨日の練習・・・・JOG×11キロ(55分)
3.「探偵ガリレオ」(東野圭吾著)
とある超優秀な裁判官に「今後どういう本を読んで勉強すればいいですか」と軽く(失礼な)質問したところ、
どの程度本気なのかは不明でしたが「推理小説でも読めば」と半笑いで言われたので、
研修中の身である私は本気でこれを受け止めて、読み始めたのが、これ。
まあ、そろそろいい加減に新書ばかり読むのに飽きてきていたころだったし、
テレビドラマや映画で話題になっていたから良いタイミングでした。
それにしても、推理小説読むのはいつ誰の本以来だろう。
昔、赤川次郎をよく読んでいた気がするからそこらへんかな。
あ、ここまで全然中身に触れてないな。
とはいえ、内容は一言で「マニアックによくできているな」という感じですかね。
作中の草薙刑事と同様に私も完全文系人間なので、トリックは全然分かりませんでしたけど、それでも十分に楽しめました。
東野圭吾に外れなし、と誰かがその昔おっしゃっていたのが何となく分かる気がします。