２月の日記

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２月の日記

２月の日記
春夏過ぎて～秋冬が来て～時は戻れない刹那の中～もしも世界が嘘だらけでも僕ら２人ならばゆける～

１.２月２９日（金曜日）　　「ＡＩＲ早大生」　　　５７.６１点！

２.昨日の練習・・・・ウエイト

３.１１時間。
　たった８票だけど、前年度ＨＰランキングで１位になるくらいだからそれなりの影響力があることは分かってます。
　そして、政治性、メッセージ性のある内容の文章を書くべきではないことも分かってます。
　お前が言えた義理かと思われるかもしれないことも分かってます。
　でも、その大きな影響力も使いようだし、これで微塵の影響も与えられないのであればこのＨＰも不要だろうとも思うわけです。

　私は酒が基本的に好きではないです。不味いもん。まだ本当に美味しい酒に出会ってないだけかもしれませんけど、とにかくこの先の人生の日常生活で積極的に飲みたいものであるとは思いません。牛乳の方がずっと好き。
　一方、コンパは好きです。理由はありません。そこで酒を飲む行為はコミュニケーションツールの一つとしてはありだと思えるから楽しく飲むわけです。
　でも、焼酎はコンパでも絶対に飲みません。まず胃や喉が焼けて飲めないし、全身を支配する理性がそれを飲むなと全力で叫んでくるわけです。ブロック長だったときもそれ以降も実は焼酎を飲んだことはほとんどありません。どんなに酔っていて、飲まされかけても拒否しました。空気を読めよと言われることもありました。それでも飲みません。何よりも、誰よりも自分がそれを飲んだ後、どうなるかを知っているから飲みません。飲めばいずれ事理弁識も行動制御もできなくなり、自分の行為に責任を取れなくなることが火を見るより明らかなのです。それは、過去に犯したどうしようもないくらいの失態を糧に学んだことです。焼酎は飲むな、と。
　多分というか絶対、寝Ｇや放尿も好きでやっている人はいないはずです。飲みすぎて意識を失った人がやるものであって、その原因の大半は度数の高い焼酎にあるのではないでしょうか。そもそも、焼酎って何であるのでしょうか。毎回毎回買っていて、自然にあるようになっているようですけど、考えたことありますか。あれを単体で飲むようになったのは意外と最近のことです。それまでは、普通にソフトドリンクと割って飲んでました。単体で飲む行為は、殺傷能力を考えれば、やっぱり危険だと思います。その上で放尿の原因にも直結するのであれば、なければないで、別に困ることはないとも思えます。それに、私の個人的な予言ですがいつか、あの瓶で惨事が起こるような気がします。缶に比べて瓶は色々と危ないよ。
　今ある状態を決して伝統であるとは思わないでほしいです。疑問に思っても伝統だからという理由で諦めないでください。伝統はそんな悲しい言い訳のために受け継がれているわけではありません。何もかも、そんなにずっと昔から受け継がれてきたものばかりではありません。固定観念を持ち始めるときから組織は崩壊を始めていくとはよく言われていることです。そもそも団体自体が発足して３０余年です。３０年を「も」と捉えるか「しか」と捉えるかは個人の感性の問題ですが、私は後者です。皆さんの親御さんに比べれば全然若いです。３３歳くらいの芸能人だってそんなに年寄りには思えないでしょ。合宿行って飲みすぎて寝Ｇや放尿をしてるとは親御さんには言えないですよね。なかなか顔向けできないですよね。３０年の伝統とどっちが重いことかは自明の理ですよね。自分の家では決してできないことを他人の家でならやってもいいということはありません。それに、寝Ｇや寝小便対策をどうするか、なんて議論をすること自体が恥ずかしくありませんか。気宇壮大、青雲の志を持って勉強してやっと入学した大学で何というレベルの議論をしているのか考えると、なかなか恐ろしいですよ。
　飲む方も飲ませる方も両成敗だとは思いますが、最終的には飲む方が責任を負えるか、判断するべきです。責任取れないまま、惨事を引き起こすくらいならどんな罵詈雑言を受けても飲まないべきです。そして、焼酎はやめてはいかが、畳保護＆トイレットペーパーの代用のために新聞紙を利用してはいかが、というのがここでのとりあえずのまとめです。

１.２月２８日（木曜日）　　「Ｅａｃｈｄｏｇｈａｓｈｉｓｄａｙｓ」　　　５２.４４点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１時間。
　最初に話して、専門種目を聞いたときには普通にツッコミを入れました。
　（体を指差し）「嘘つけ！！」
　本当ですと力説されても信じなかったのですが、３０００Ｍ障害を跳んでる写真を見せられて初めて信じました(笑）
　そう言われてみると確かに脚は結構細いんだよね。脚は(笑）
　繊細な優しさと豪快な腹を持つ、動ける巨漢。
　そんな、丸田君。

　最初に話したのは夏の中長合宿の矢嶋カー。
　助手席に私が乗って、後部には１年生３人。
　窮屈で大変だろうと思って振り返ってみたら、全員（葉山を除く）痩せていて、意外にすっぽり納まってました。
　何を話したかは定かではありませんが、宿に着く直前に昼飯を一緒に食べたとき、代金払ってあげなかったことは結構痛恨の一撃となって今でも忘れません(笑）
　そんな、又村さん。

　最初に話したのは、織田後の飲み会でしたね。季節は秋でした。
　浪人して体重が１０キロ以上増えていたらしく、丸田クラスに元中長選手だということが信じられませんでした(笑）
　ただ、尋常じゃないくらい目の奥から輝きを放っていたのが強烈な印象でした。
　何か光線でも撃てるんじゃないかってくらい眩しかったです(笑）
　そんな、北川君。

　当時の一女では珍しく、最初から物怖じなく話してくれました。
　でも、日本語が不慣れなようで、何を言ってるのか分からないことも多々ありました(笑）
　（特定の）先輩にも大人気でした(笑）
　結局何だかよく分からないままでした。
　でも、きっと良かったんだろう、僕たちはめぐり合えて（Ｂ’ｚ風）
　そんな、杉田さん。

　初めて会ったのは春の全体合宿の駅伝前日のコンパでした。
　後に駅伝連覇の名将となるだけのことはありまして、１年ながら体を張って焼酎を飲み干し、メンバーを守ってくれました。
　名前当てゲームも全て２択にしてくれました。
　ってか、間違っていても正解にしてくれました(笑）
　そして翌日はチームを優勝に導く快走。忘れません。
　そんな、保坂君。

　最初に見たのはおそらく彼が高校１年の時の東京都総体マイルの決勝。
　んで、出会ったのがそれから３年経った後の夏の織田。
　皇帝とマイル走った話をしていたら、彼も走ったことがあると言うではありませんか。
　いつ？どこで？って同じ高校なんだからそれくらいあり得るよね。
　「えっ、あのワセ高の（５人くらいに抜かれていた）アンカーだったの君！？」
　高１で関東、高２で東京都、高３で支部落ち・・・素晴らしいオチでした(笑)
　そんな、小林君。

　ちょっと待て、今何人だ？２４人か！？
　まだたくさんいるけど、さすがにもう思い出せなくなってきました。
　橋詰とかうざけんとかナルチャソとか、思い出せそうで出せないね。
　女性の方のうざわさんなら強烈だったから覚えているんだけど(笑）
　というわけで大人の事情により個別的回顧談はこれで終わります。
　ってか２４人覚えているだけでも大したものだと思いますよ(笑）

１.２月２７日（水曜日）　　「某国のイージス」　　　５４.８５点！

２.昨日の練習・・・・１５０×２，２００×２

３.９、５時間。
　入会する前から噂はかねがね実業の先輩方から聞いていました。
　色々な情報を総合すると「スキンヘッドのとんでもないヤツが入ってくる」ということらしかったです(笑）
　そして、彼は夏の全体合宿で私の前に現われました。
　最強のテロリスト・ヤマカイダとして(笑）
　純を片手に乗り込んで行く先々の部屋で強烈なブーイングを浴びながらも強靭な精神力で跳ね返す彼。
　噂は真実だったということでしょう(笑）
　最初に言われたのは「Ｎ口さん、これ（純）飲めないなんてディスリスペクト！！」
　そんな、山本君。

　多分、当時の一女の中でも一番会う機会は多かったはずでした。
　でも、当時の誰よりも話すことはありませんでした(笑）
　自分、絶対嫌われていると思ってました(笑）
　お互い必要以上に無愛想だったのかもね。
　ってか、一女にどう接したらいいのか、というのは永遠の謎のままでした。
　最初の話は「え、国体選手なの！！！！？？？？」
　そんな、米谷さん。

　瞬発力抜群。あれ、反射神経抜群だっけ。
　スプリント合宿も、その後の織田帰りの飲みでもとにかく俊敏。
　とにかく、今の言葉で言うなら空気を読むのが上手でした。
　初対面で話すより前にいきなりコールを振られたのは彼だけだったと思います。
　あの当時からついていたあだ名は本当に秀逸だったと思います。似てたよ(笑）
　そんな、松尾君。

　最初に話したのはどっかのコンパ。
　理工納会だっけ、フィールド合宿だっけ。
　とにかく、泥酔した彼が「僕のこと誰だか分かりますか～オエッ」と嗚咽ながらに尋ねてきました(笑）
　もちろん知ってましたよ。
　３秒くらい間が空いたのは気のせいですよ。
　そして、その場で唯一顔と名前が一致しないのが彼だったから消去法で分かったなんてことは永遠に秘密です(笑）
　そんな、岩森君。

　正直ね、彼女を遠くから最初に見たときは「今年の役員（生野政権）大ファインプレーだな！！」と思ったものでした(笑）
　とても陸上やる人には思えませんでした。
　最初に話したのは（会話になってないけど）野尻湖マラソンのラスト２キロ地点。
　私が脚攣って歩いているところを華麗に後ろから抜かれました。「ファイト～」との声と共に。
　あの時、この子に付いていこうとストーキングまがいの意識が芽生えたことは秘密です(笑)
　そんな邪な企みを抱いた私に天罰が下り、３歩で再び脚が攣り、試合終了。
　そんな、浅羽さん。

　最初に見たのはフィールド合宿だったかな。随分遅いけど。
　そして、最初に話したのは大原だったような。
　１年生にしてこいつはどんだけスーツが似合うんだよと思ってました(笑）
　当時、水嶋と彼には全く若さを感じませんでした(笑）好青年でしたけどね。
　最初の話の内容は小石川高校とこのＨＰのこと。
　そんな、小森君。

１.２月２６日（火曜日）　　「そんな中川は見たくない！！」　　　５６.３７点！

２.昨日の練習・・・・ウエイト

３.１０時間。
　最初いつ話したかは正直覚えてません。
　でもミヤソウさんのブログの掲示板で大暴れしているのは確認していました。
　「デブ出てこい！！」とんでもない新入生が入ったものだと感心しました(笑）
　そんな彼の始めた（初代の方の）ブログは初日から最終日まで全部見てました。
　まさか、後年総裁となって自分を関東に導いてくれるとは夢想だにしませんでした(笑）
　そんな、増田君。

　最初に話したのは一誠さんのスプリント合宿の帰りの新幹線。
　自分は法事に、彼はａ－ｎａｔｉｏｎに。
　あゆと代ゼミ（？）について熱く語ってくれました。
　正直、速そうには見えませんでした(笑）
　そんな彼がいなかったら、帰りは一女（姐さん）と二人で緊張しまくりながら帰るところでしたので非常に助かりました(笑）
　そんな、榎本君。

　最初に話したのは、夏の全体合宿期間中の織田。
　全然人がいない中、ちょっと気まずいなと思っていた私にこれでもかってくらいご丁寧に挨拶をしてくれました。
　「ご挨拶遅れました、スポ科１年の○○です」
　びっくりしましたね。
　あのお兄さんの妹ということも驚愕でしたけど、初対面でこんなに丁寧な挨拶をされたことは後にも先にもありませんでした。
　見かけから判断してただのギャル（死語？）だと思っていたのに(笑）
　そんな、中澤さん。

　最初に話す前にブログがＫＵＳＯ面白くて、非常に関心を寄せていました。
　中でも早稲田入学前の受験期のあたりの内容は秀逸でした。
　最初かどうかは確かじゃないですけど、今でも覚えている初期の会話は自分の４年の時の追いコンのスピーチ直前。
　「期待してますよ！！」
　何にだよ！！と内心でツッコミを入れたことで緊張が若干和らいだものでした(笑）
　そんな、張替君。

　最初に出会ったのは夏の中長合宿の依田カー。
　依田君と同級生という彼は大物感を漂わせ、依田カーの助手席に乗っていました。
　話した内容は多分千葉県の陸上の話。
　私は彼ともう少し話したかったのに、隣りに小出監督がどっしりと座っていて話しかけてくれちゃうものですからなかなか話せなかったのが心残りだとか違うとか(笑）
　後年、箱根バイトでは非常にお世話になりました。
　２万回くらいはありがとうを言いたいです(笑）
　そんな橋本君。

　掲示板の投稿者名「ＳＡＴＩＯ」って誰だよ！！
　高校の時のあだなですって言われても分からんよ！！
　本庄激ラブだった彼。あんなに速くなるとは思ってませんでした(笑）
　今だからある程度言えるかもしれませんが、当時上級生の女性に結構人気でしたなんてことはやっぱり秘密です(笑）
　そんな、酒井君。

１.２月２５日（月曜日）　　「２４戦士」　　　５５.６２点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１.５時間。
　何故だか分からないけど、そういうシーズンなのか、思い出話のターンだということで、そういえば全く触れていなかった今年の卒業生との感動（？）秘話というか初期のお話を覚えている範囲で少々しましょうか。たぶんイージス艦の話よりはそっちの方が求められていると思いますし(笑）

　現４年生の先陣切って一番最初に話したというか、初対面でいきなり一緒に飲みに行きました。
　クーポン券を持っていたらしく、この時あの高松君が８０００円だか１２０００円だかの大量出血を強いられていたのを覚えています。
　この時期（５月）にいきなり先輩たちとプライベートで飲みに行ける彼は相当大物になるだろうと思ったものですが、全然なりませんでした(笑）
　そんな、葉山君。

　私の記憶では、最初に話したのは意外に遅くて、挑戦会のコンパ。わざわざ呼びつけて
　「釣った魚にエサあげないの意味分かる？」
　って聞いたら苦笑いで「はい」と答えてくれました(笑）
　当時のイメージは当代随一のご令嬢。ネタでストッキングを被る日が来るとは思いませんでした(笑）
　実は私が４年の時の追いコンのプレゼンターにこっそり指名していたのですが、Ｎ口さんに一女はもったいないとのお役人の判断でＭらっちゃんに落ち着いたなんてことは永遠に秘密です(笑）
　そんな、山田さん（当時はそう呼んでいました）。

　入学当初から王者の風格が漂い、後に団体を統べるのはきっと彼だろう、ということはおそらく当時の上級生ほとんどが思っていたことでしょう。
　最初から最後まで礼儀正しかったね、本当に。
　最初に話したテーマは曹洞宗(笑）
　彼の高校は曹洞宗の学校だったらしく、我が家と共通だったので「只管打座」について語りました。私の高校は神道だけどね（笑）
　「３つのゆうき」永遠に忘れません。永遠にネタにします(笑）
　そんな、奥村君。

　最初に話したのは理工納会。むさくるしい男性が集う中、紅一点の彼女。
　今考えれば野暮な質問ですが「（周り男ばかりなのに）何でいるの！？」と聞いたら
　「男とか女とか関係ありません！！みんなホモ・サピエンスです！！」と驚愕の返答！！(笑）
　こいつは只者じゃないと素直に思いました。
　よく考えなくても、法学部の私と理系の彼女とどちらが場違いかと言われたら満場一致で私ですよね(笑）
　そんな、中原さん。

　何でこいつはいつでも不機嫌そうなんだよ！！と心でいつもつっこんでいました。
　今は多少は笑うようにはなってくれたかな。ってか一芸やるようになるとは想像できませんでした。
　１年の頃からいじりにいじり倒しておいて良かったなと思います。
　同じことを３回続けて聞くと面白くキレてくれます。ぜひお試しあれ。
　真面目な顔して切れ味抜群。
　そんな、梶田君。

　そんな梶田といつも一緒にいましたが、不機嫌顔の彼とはいつも好対照に、気を遣ってくれました。
　こいつなら今すぐにでも有能なサラリーマンになれると当時思っていました。
　そして、すぐに精神を患って過労死してしまうのではとも思ってました(笑）コートではもっと自分を出していいんだぞ。
　そんな仏のような彼を本気で怒らせた中森は大したものです。
　興味ある方は彼の家に行ってパンツ一丁で彼のベットに潜り込んでみましょう。貴重な体験ができまっせ。
　野尻湖は最後の勝利が１００勝分なので、１０１勝２敗で私の勝ち！！
　そんな、水嶋君。

　ってこれやってたら終わらないな。続きは随時更新！！(笑）

１.２月２４日（日曜日）　　「劣るとも勝らない」　　　５７.８３点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×６キロ（３０分）

３.１２時間。
　１１年前の今頃、学年末試験に備えて深夜まで勉強していました。
　その時、ふと息抜きに何気なくラジオをつけてたのが全ての始まりでした。
　流れてきたのは、西川貴教のオールナイトニッポン。
　世の中にこんなにくだらない、されどこんなに面白いものがあったのか、と目を見開かせられました。
　気がついたら朝５時までゲラゲラ笑って終始抱腹絶倒のまま夜明けを迎えました。
　あの時の夜明けの眩しさの何とまあ綺麗だったこと。今でも忘れません。
　あれから１１年経った今も私は試験に備えて深夜まで勉強しています。
　東京を離れているとき以外でラジオをつけなかった日はあれから１日たりともないことでしょう。
　そんなオールナイトニッポンも４０周年ということで歴代名パーソナリティが総登場する４０時間スペシャルを放送していました。
　ゆず、ａｉｋｏ、福山、ナイナイ・・・青春時代を彩ってくれたレディオモンスター達はあの頃と変わらず私に莫大な生きる活力を与えてくれました。

　思えば随分と遠くまで来たような気もします。
　遠回りもしたかもしれません。この道を志して結構経つもんな。
　かっこ悪い道を選んだ男。
　かっこ悪い夢を選んだ男。
　波崎よりもラジオを選んだ男(笑）

　頑張りますよ。遠い遠い自分に出会うために。

１.２月２３日（土曜日）　　「全力で少年じゃねえよ！！」　　　５９.１６点！

２.昨日の練習・・・・ウエイト（ベンプレ８７.５キロ突破！！）

３.１１時間。
　どこかの県では高校で日本史を必修科目とするらしく、賛否両論巻き起こっているみたいですが、私は基本的には賛成です。
　元から日本史が好きだったし得意だったということもあるんですけど、もっと他に主な理由は二つほどあります。その理由としてまず、暗記能力を高めるために必要だからです。個人的に、何だかんだ言って勉強において一番基礎的かつ大事な能力は物事の暗記能力だと思っています。とにかく理由や背景事情がどうであれ、それをそれとして記憶しなければ何も始まりません。何でそうなのか、そんなことは二の次であって、まずはよく分からないけどそういうものだと頭脳に叩き込むことが肝要です。それから先に、深く探求したい１万人に１人くらいの人はその道を進めばいいわけであって、残りの大多数の人にとってはそれは知識レベルで知っておけばそれで全然構いません。よく、受験勉強の悪しき弊害として闇雲な暗記に走って本質的な理解がおろそかになりがちであると苦言が呈されますが、それの何が悪いのだかさっぱり分かりません。そもそも、受験の問題からしてそういう問題が出題されるのですから、それをやめろというのは不合格になれと言っているのと大差ありません。じゃあ、そんな問題を出すなという話です。そして、本質的な理解にたどり着くためには一通り暗記で叩き込んだ知識が絶対的に必要です。「知る」と「分かる」とは違うとよく言われますけど、知らなきゃ分かりません。また歴史上の人物の話になりますけど、後世に名を残す英雄はそれこそ千書万巻を読み漁って、その上に自らの方法論を打ちたてたものだと思います。坂本竜馬や織田信長だって、尋常じゃない知識量を叩き込んでから、あれだけの奇策を閃いたものだと思います。一瞬の閃きは幾億もの叩き込まれた知識の相互的連関の果てに成立するものです。暗記能力は何をするにしても絶対に必要です。その能力を向上させるためには、日本史はとっかかり易くて都合がいいと思います。ごちゃごちゃ愛国心教育がどうだとかの話をするからややこしくなるのであって、暗記科目として割り切って必修科目とすればそれはそれで納得を得られるものだと思います。
　もう一つ目の理由は、やっぱり過去を知らなきゃ未来はないと思うからです。未来のことは分かりません。そんな暗黒の地平を切り開くためには、過去の事象を篝火にして進むのが合理的であると思います。前にも似たようなことを書きましたけど、１０００年２０００年の時空を越えて受け継がれている先人の叡智は現代においてなお、きっと人生のどこかで生きるヒントになりうるはずです。昔広末涼子が何かの雑誌で「昔のことなんか学んで何になるんですか」という趣旨の発言をなさっていましたけど、現在というのはそんな昔の連続の果てに成り立っているものであって、過去を知らない現在なんてものはまさに砂上の楼閣に過ぎないものだと思います。余談ですけど、その時から広末がかなりイヤになりました。結構ファンだったんですけどね(笑）それに、これは完全に自分の趣味ですけど、自分のルーツがどこにあるのか探るのって結構面白いんですよね。灯台下暗し、初心忘れるべからず。意外な発見があるものだと思いますよ。
　とまあ、以上簡単ではございますが、日本史科目の必修化、いいんじゃないんでしょうか。

１.２月２２日（金曜日）　　「ヨギータ」　　　５６.７２点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１時間。
　太ったよ。
　ウエイトしにいって、体脂肪測定をしてくれると言われ、体重計に強制的に乗らされたら河口湖の時から４キロも増えてました。まあ、想定の範囲内といえば範囲内なのでそこまで衝撃ではなかったのですが、体脂肪率と基礎代謝量には軽く凹みました。体脂肪が二桁って、アスリート休業期間中とはいえ気持ちいいものではないです。基礎代謝も最盛期には２１００カロリーくらいあったのですが、今や１７００ちょい。２１００っておかしいですよね。何もしないでも女性の一日の消費カロリーを消費するってどんな肉体だよ(笑）トレーナーのお兄さんに「投擲なさっているんですか？」と随分なキラーパスが飛んで来たので面食らって、「何で分かったんですか！？」と返したら「Ｔシャツに書いてある（投擲魂）もので・・・」と半笑いで返り討ちにあいました。実は１週間前に東京マラソンを走ってました、とは口が裂けても言えない私でした(笑）
　東京マラソンといえば、随分な叩かれ方をされていますね。日テレの報道姿勢に関しては非難轟々。各週刊誌には関連記事が満載。知っている顔もたくさん載っています(笑）ただなあ、そんなに目くじら立てるほどのものなんですかね。抽選漏れの人には確かに申し訳ないのかもしれませんけど、そんな方々は次回は陸連登録でもしてください。実際に走って邪魔で迷惑だったという意見もありますけど、邪魔で迷惑なのはマラソン大会そのものからして、マラソンなんか全く興味も関係もない、公道利用者からすれば大迷惑なんですから、それを言っちゃいけませんて。それに、著名人の周りにたかだか２、３人取り巻きがいたからといってそんなに邪魔なものですかね。マラソン中継がバラエティ化していて不快だという意見もありますけど、選考会の部は別として、そもそも３万人のマラソンなんてバラエティ企画みたいなものじゃないですか。一種のお祭りだと言って過言ではないはずです。記録を望むのであれば荒川でもいいしもっと他に機会があるじゃないですか。
　んで、クレームをつけるランナーも果たしてちゃんとマナーを守っているのか甚だ疑問です。都内ではありえないでしょうけど、河口湖なんてどこを走っていても平気で立ちションする人たちが目に入りました。全参加者の男性の相当な割合でやってるのではないでしょうか。あれはマナー違反じゃないとでも。環境汚染ではないとでも。女性は同じことできないんですよ。
　今回に限れば、無礼にも人を押しのけ、割り込み、著名人にカメラを向け、激写握手の嵐。何しに来てるの。走れよ。それも、いい年こいた人ばかり。民度低いよあんたら。マラソンを冒涜し、汚しているのは果たしてどちらなのかと。まだ主催者枠で出場したとされるアナウンサーの方が一生懸命走っているだろうし、その光景は大会の趣旨にも沿うものだと思いますよ。

１.２月２１日（木曜日）　　「信号がグフ（青）になった」　　　５８.９６点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１時間。
　罰ゲームという話をしていて思いついたんですけど、明日の試験、勝手に罰ゲームを賭けて挑もうと思うわけです(笑）
　やっぱり、正直こういう長期戦を戦っていますと、疲れてくるわけです。そんな疲弊した精神状態でただ漫然と模擬とはいえ試験を受けても何の緊張感もないわけです。やっぱり毎回常在戦場、本番のつもりで受けなきゃいけないわけです。でも、ただ罰ゲーム免れるために頑張るのでは面白くないし、上出来だった場合はそれなりの褒章がないとこれ、公平を欠くわけです。おや、そういえば、目と鼻の先に中長合宿が迫っている昨今だな、ということで、これをネタにできないかと考えたわけです。わざとらしい展開だし、素直にあの温泉に入りに行きたいといえばいいだけの話なのですがそれも、ね(笑）
　というわけで、点数に応じていろいろ決めました。１５０点満点で、平均は１００点前後です。
　１５０点満点（達成確率１％）・・・・・・東大記録会へ向けて明日から週７回練習開始。
　１４０～１４９点（達成確率１０％）・・・・中長合宿全参加。
　１３５～１３９点（達成確率２０％）・・・・中長合宿２日目夜から参加。
　１３０～１３４点（達成確率３０％）・・・・中長合宿大コンパから参加。
　１２５～１２９点（達成確率５０％）・・・・誰かを道連れにして飲みに行く。
　１２１～１２４点（達成確率７０％）・・・・無難すぎなので特に何もなし。
　１２０点以下（達成確率８０％）・・・・・・ＨＰ１週間更新停止。
　果たして、結果やいかに。ってか、罰ゲーム受ける確率２０％じゃん！！どんだけ自分に甘いんだよ(笑）

１.２月２０日（水曜日）　　「お前を浪人生にしてやろうか！！」　　　６０.３４点！

２.昨日の練習・・・・ウエイト

３.１０.５時間。
　えーと、中川くんのリクエストということで、罰ゲーム事件の話ですか。
　簡単に言えば、大学３年生の秋に、罰ゲームを賭けて１個上の二宮さん（現４００ＭＨ記録保持者）挑戦会の１００Ｍと松戸市選手権の４００Ｍを勝負して、私が負ければＨＰのタイトルを「ギャランドゥー帝国」にして、二宮さんが負ければ「Ｈｏｍｏｋｅｎ’ｓｗｅｂｓｉｔｅ」にするというものでした。フォント７の極大で(笑）「ギャランドゥー帝国」というのは、この前年スプリント合宿のイベント練の、私がキャプテンを務めたチームのチーム名「Ｎ口ギャランドゥー帝国」に由来するもので、命名者も何の因果か、二宮さん(笑）いつ、そんな秘部を彼に露出したのかさっぱり記憶にありませんが、彼の鶴の一声であっさり決まったのを覚えています(笑）それで、何でそういう勝負をすることになったのかはよく覚えていないのですが、ただ流行っていたんだと思います。実力的にもフラットレースなら互角でしたし、燃えるものはありましたよ。もう一生勝てない気がしますけど(笑）
　まあ、そんなわけで戦うことになった１００Ｍ、もちろん勝つ気は満々でしたよ。自己ベストでは上回っていましたし、短長選手に負けられないこともありましたし、何よりもブロック長の沽券に関わる問題ですからね。スタートから中盤にかけてはやはり加速力で勝る私の方がリードしていまして、彼の姿が視界に入ることはなかったのですが、後半はひたひたと恐怖の足音が迫り来るわけです。一進一退、最後は１００分の１秒差で惜敗。１００分の１秒差でも本人には負けって分かるものなんですね。ちゃんと、相手はガッツポーズしてましたし、私はうなだれていました(笑）でも、電光掲示板は１１秒１２で止まっていたからまあ自分も２位だから、そのくらいだろうと思っていたら、実は凄まじい鍔迫り合いを繰り広げる私たちを尻目に遠く離れたレーンの選手がとっくに先着していまして、自分たちは１１秒２０と２１でした(笑）順位もタイムも良くないし、さらに罰ゲーム付きという一粒で３回まずい結果と相成りました(笑）
　しかし、このままじゃ終われないとばかりに、その後の３００Ｍで当時の同好会記録（３４秒２３）を樹立しまして、フォントサイズを７から１にしていただき、罰ゲームはやや緩和されたのでした。ってか、今考えれば、最初から１００Ｍじゃなくて３００Ｍで勝負していればよかったＹｏ。
　んで、リベンジを期して挑んだ松戸市選手権では当時の自己ベスト（４９秒４８）を出すも、相手は４９秒３５でまたしても惜敗で、罰ゲーム(笑）朝９時タイムレース決勝で一緒に走ったわけではないので、悔しいといえば悔しいのですが、まあ仕方ないね。今考えれば、朝９時にこのタイムは凄いと思いますよ。あと、この大会に出ていた高校生がやたらと速かったのを覚えています。それにしても、自分の距離適性に気がつくのに何年かかっているんだよ自分は(笑）ちなみにこの試合の４００Ｍは１位は皇帝、２位が二宮さん、３位が自分で、いつかの札幌五輪の日の丸飛行隊ばりに表彰台を独占したのでした。千葉県民１人しかいないけど(笑）そして、皇帝の粋な計らいで、私が皇帝の代わりに表彰台の頂点に立ち、松戸市を制した（気分に浸った）のでした。おしまい☆

　ってこの話、中川くんの他にニーズあるのか(笑）

１.２月１９日（火曜日）　　「黙って消去」　　　６２.７５点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１時間。
　最近少しずつですが暖かくなってきましたね。あれ、そうでもない？(笑）
　結局この１年間部屋のエアコンは一度たりとも作動することはありませんでした。というかもはやリモコンがどこにあるのかすら、覚えていないだけなのかもしれませんが。冷房をつけずに夏を過ごすことに比べれば、北極や大氷原ならいざ知らず、たかが氷点下にすらならない寒さくらい大したことありません。とはいえ、今月の頭の雪の日は一瞬心がへし折られそうになりました。朝起きたら一面の銀世界。それだけならまだいいものの、運が最強に悪いことに、大原の受験生握手バイト（？）がありまして、スーツで九段へ。あんな豪雪の日に革靴で立ち尽くしているわけですから、全身寒い寒い。こりゃ帰ったら暖房かなとも思ったのですが、そんな弱音を吐くわけにはいきませんでした。なぜなら横では女性であるやまかながナマ足魅惑のマーメイド（ＢｙＴ.Ｍ.Ｒ＠ＨＯＴＬＩＭＩＴ）な格好で豪雪に耐えているものですから(笑）しかし、そんな私たちの遥かに上回るのが小学生。このＫＵＳＯ寒い大事な受験の日に半袖半ズボンで戦場に現われる強者も結構いましたからね。お前の皮膚は氷系最強呪文・マヒャドを受け付けないのか！？とツッコミたくもなりましたけど、よく考えれば、自分も小学生時代は雪でも同じ格好してましたね。たまに限界を超える寒さを感じたときはマフラーと手袋をしていました。もっと他に暖める場所あるだろ！！と当時の自分にベタなツッコミを入れてあげたい気持ちで一杯です。
　そういえば、この時九段にいた大原の先生２人は、過日パンフレット作成の時にありえない暴虐を振るってくださった２人でした。何の因果でまたこの人たちなんだ・・・と思って多少なりともやり辛く思っていたのですが、相手はそんなこちらの気持ちなどお構いなしに、もうそんな昔の怨恨沙汰なんかとっくに忘れていました(笑）

　来月の曲はモンゴル８００の「小さな恋の歌」に決定。皇帝の車に初めて乗ったときにかかっていた懐かしの名曲です☆　

１.２月１８日（月曜日）　　「蚊以下」　　　６４.１０点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×１５キロ（９０分）

３.１時間。
　横浜市選手権続き。
　結果的にマイルに関してはあの時が最高最速の走りでした。前にいい感じに敵が走っていて、しかも自分の方が実力的に少し上だったから、いわば展開のおかげですね。まあ、３走にラップ４８秒台の選手を持ってこられるくらいのチームはなかなか市民大会レベルにはありませんからね(笑）バックストレートで１人抜いて、最終コーナー抜けたときにもう１人抜いて、残り７０Ｍ・・・という時にスタートラインで待ち受ける皇帝の姿が視界に鮮明に入ってきました。あの時の感動をどうやって表現したら良いのか、ちょっと難しいのですけど、とにかく、物凄い感動したわけです。皇帝の前で３走を走ったことある人なら（少ないだろうけど）皆さんお分かりになろうかと思いますが、あの威光は半端ないね。後光射してましたよ本当に。自分の後ろにはまだ彼がいるというのは（ちょっと気持ち悪い表現をするなら）めちゃくちゃ幸せなことですよ。君たちのチームのアンカーが誰だか走らないけど、うちのアンカーはあの生野さんだぜ、ここまで大健闘だったけど残念だったな！！そう思いながらラストの直線を走っていました(笑）何という絶大な信頼感。あいつに繋げば勝負は終わり。なら、一瞬でも早く彼に渡したい。そして、結局前の選手と数メートル差でバトンは皇帝へ。走り終わった他のメンバーも全員「勝ったな」という顔をしていました。そして、予想に違わず圧勝で２連覇達成。皇帝にバトンを渡し、優勝を共にできる、あの喜びは前年度の同好会記録に比肩するくらい嬉しいことでした。
　思えば、皇帝はまさに「栄光の架橋」でした。
　東京都準決勝止まりだった自分を高みの世界へといざなってくれました。
　４００Ｍなんか、皇帝とマイル走るためじゃなかったら大学入ってやることはなかったかもしれません。辛いもん(笑）
　そんな自分がマイルを走りたいという衝動に駆られたのは間違いなく皇帝の４００Ｍのレースでした。
　あの時彼の走りに夢を見た人が結構いたことでしょう。私もその一人でした。
　一生懸命練習して彼とマイルを一緒に走ることができれば、自分の潰えた夢の続きを見ることができる。
　まだ見ぬ栄光を掴むことができるかもしれない。
　そう思ったら練習せざるを得ませんでした。
　その後、何年経っても、彼の偉大なる背中を追いかけていました。
　その先に何があるかを知りたかったから。
　あの背中に無限の夢を馳せると同時に、無限の言葉を投げつけました。「てめー待てこの野郎！！」と(笑）
　彼の背中は非常に雄弁でした。走りで人の心に語りかける、アスリートとしてこれほどかっこいいことはありません。
　結局、何年かかっても、何回走っても、彼には敵いませんでした。
　悔しくて、不甲斐なくて、悲嘆に暮れることもありました。
　でも、彼が自分の前を走る以上、挑戦をやめることはありませんでした。
　当たり前ですが、基本的に他人の背中を見て走るのは好きじゃないんですよ(笑）
　何はともあれ、おかげで良い夢を見ることができました。素晴らしい夢を。
　皇帝の卒業と、あの時４００Ｍをやろうと瞬時に悟った自分に拍手を送りたいです☆

１.２月１７日（日曜日）　　「陸上じゃなく、陸同を楽しめよ」　　　６６.４７点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×５キロ（３０分）

３.２時間。
　というわけで、めでたくこのＨＰも祝・６周年！！皇帝との秘話はまた明日(笑）
　そんなおめでたな日に自ら花を添えるべく東京マラソンを走ってきましたよ。１５キロですが大勢の皆さんと色々なものを背負って走りましたよ(笑）さすがに、３万人と言うのはアムロのνガンダムくらい伊達じゃないね。でも、そんな３万人がズラリと勢揃いして号砲と共に隊列を崩さず更新していく様を見て、私は軍隊を想起しまして、人ごみ酔いも相まって気持ち悪くなりましたよ。昔はこんな感じで、川を挟んだ敵の陣地へ夜襲を仕掛けたりして、戦争していたんだろうな。３万人を見下ろして号砲を鳴らす某タカ派で有名な都知事を見て、彼からすればこの光景は３万の軍勢を指揮しているようで、たまらなく嬉しいものなんだろうなと思いました。とまあ、それはいいとして、あの雲霞のごとき大集団の後方からスタートさせられた日には自己ベスト記録なんて望むべくもありませんね。あれは五輪選手選考会は別として、一般市民の部は陸上の大会ではなくて、もはや陸上系の派手なイベントですね。地味な印象のスポーツである陸上競技のイベントのためにわざわざ首都東京の道路交通機能を７時間にもわたって麻痺させてまで開いてくれるわけですからね、陸上競技者の端くれとしては話題のハンド○ールよりは遥かに脚光を浴びている気がして嬉しいものでした。
　話は戻りまして、６周年ですか。６年・・・小学校も卒業しちゃうよ。中高一貫校も卒業しちゃうよ。大学を通り越して大学院も卒業しちゃうよ。喜怒哀楽色々渦巻くものもあっただろうに、よくもまあ人生の４分の１もの期間、一日も休まずコツコツと続けてきたものです。我ながら大したものです。目標はこち亀です。嘘です(笑）

１.２月１６日（土曜日）　　「ちんそく」　　　６３.７６点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１時間。
　せっかくのいい機会なのであの頃を振り返るという流れなので、生野さん（以下、皇帝）とのマイルの思い出を少々振り返ってみたいと思います。日向くんのドリブルくらい強引な展開だな(笑）
　今までも思い出のレースとして何回も取り上げてきているのは、同好会記録を樹立した横浜市選手権と皇帝をして卒業文集で「あれは抜かれたくない」と言わしめ、僭越ながらアンカーを走らせていただいたクラ対と、最終年度の関東選手権ですが、もう一つ、個人的に強烈に印象に残っているレースがあります。それは、大学４年の時の横浜市選手権です。前回王者として乗り込み、横綱相撲で勝ち切り、連覇を遂げたあのレース。前述のクラ対では皇帝からバトンをもらい、アンカーを走るという稀有な事態を演出していただいたのですが、この横浜市選手権では６年間で唯一「皇帝にバトンを渡す」という大仕事を演じさせていただきました。メンバー中いつも実力が最下位の私が１走を走る機会が多く、最上位の彼がアンカーを務めることが多かったもので、どうしても直接バトンを繋ぐという可能性は低くなってしまっていたのですが、この時はチーム３番手ということで３走の大役をいただいたのでした。
　といっても、決勝のレースでメンバー（一誠さん、坂本さん、皇帝）が普通に実力を発揮していたら圧勝だっただろうし、今日ここで特筆するようなこともなかったのですが、何ともまあお誂え向きなアクシデントが待っていたのでした。
　１走の一誠くんが僅差の４番くらいで持ってきて、２走の準エース坂本さんが実力的に前の３人をぶち抜いて来てくれる・・・はずだったのですが、何と２００Ｍ過ぎで脚が攣ってしまい、ラスト２００は息も絶え絶え、何とか現状維持の順位が精一杯という不本意であろう走りで自分のところにバトンが回ってくることに。坂本さんに異変が起きていることは、ゴール前で次走者として並んでいる自分の目にも明らかでした。正直、あの時は、坂本さんの身に最悪の事態が訪れないことを祈ると同時に、「３走４走はウイニングランで余裕持って走る予定だったのに、意外に俺の責任重大じゃん！！聞いてないよ！！」とダチョウの竜ちゃんばりに被ってもいない帽子を叩き付けたい気持ちで一杯でした(笑）
　まあ、主観的にはこんな悲観的な状況でしたけど、何はともあれ、自分は４番でバトンを引き継ぎ、前には１秒以内に３チーム、という、客観的には最高のレース展開でした。果たして結果はいかに。って結果は連覇したってもう言ったじゃん、というツッコミは天地くらい無用で(笑）

１.２月１５日（金曜日）　　「黄金の大勝負」　　　６５.８２点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１０時間。
　某ハルカから某東京マラソンの４２キロ組を更迭されまして、カメラ背負った１５キロに左遷されたということで一気に危機感がなくなりました(笑）
　まあ、それはいいとして、この際だからシューズを新調しようと思いまして、某吉祥寺の某Ｂ＆Ｄに行きました。履きなれた某ウェーブスペーサーを買おうと思い、試し履きをしました。２７センチと２７．５センチ、どっちだったか忘れたので、両方持ってきてもらって、両方履いた末に２７．５センチに決め、そのシューズをレジに持って行きました。・・・普通の話じゃん(笑）ここまではね。
　某ウェーブスペーサーは１４０００円くらい。でも、レジに表示された値段は１３０００円。何かの間違いかと思うも、きっと値下げしてくれたからこの値段なのだと勝手に割り切って、無事に購入。家に帰って出してみると靴の名前は「某ウェーブクルーズ」。店員が試しに履かせてくれたシューズは既に某ウェーブスペーサーではありませんでした。まあ、気がつかなかった私も悪いんですけど、まさか専門家である店員がシューズ選びを間違えるとは思いませんよ(笑）昔からどうにも某Ｂ＆Ｄは相性が悪いな。ポイントカードも年に２回、２週間くらいしか使えないし、だめだなあそこは。まあ、私は「敵国の麦は食べん！！」と強烈な信念に殉じて餓死して逝った古代中国の某英傑や「平氏にあらずんば人にあらず」と言い放った某清盛とは違って、「某ウェーブスペーサーじゃなきゃイヤだ！！」ってくらい強烈な愛着はないし、値段的にもそんなに性能の差があってたまるか！！(笑）
　クルーズって言えば・・・
　トム・クルーズ好きだし。
　パフュームのBaby cruising Loveも好きだし。
　ラウ・ル・クルーゼも好きだし。
　ビートクルセイダースも好きだし。
　ビートルズも好きだし。
　ってことでこのままこれを履くことにします。

１.２月１４日（木曜日）　　「煉獄への扉」　　　６７.４９点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１０時間。
　いい機会なので、たまには受験勉強の進捗具合をば。
　先日、模試で（暫定的ですが）全国制覇しました！！いつぶりだ！？小学校時代の日能研の何とかテストの社会以来か(笑）まあ、択一式の問題の試験で、２択まで絞って最後によく分からないものを南無三！！とばかりに適当に山勘で答えたのが全部合っていたというだけの話なんですけどね(笑）それでもまあ、どんな手を使おうとも、運も実力のうちでありまして、１位というのは気分がいいものです。８割の壁を越えて一応目標としていた到達点である９割にまで届いたし。２位になったときでも日記には書かなかったのに、今回はついに書いてしまいました。もう二度とないかもしれないし、いいよね(笑）全然最近の成績のこと書いたことなかったので、この際勝手に報告させていただきますけど、成績は大分良いです。去年も相当良かったんですけど、今年は去年この成績で本試験に落ちた人がいないくらいには良いです。むしろ何で去年すべったんだよって思うくらい(笑）まあ、それを言うと悲しくなるので。
　今年は合格するか否かが問題なのではありません。問題なのは合格順位です。ビリでもいいから合格させてくださいなんて惰弱な精神を持っていたから去年は屈辱を味わったわけです。今度はただの合格じゃあ済ませません。私は執念深いんですよ(笑）私は、去年の不合格者の中では最高ランクに位置していたわけですから、今年はあの時上にいた全員を抜き去り、新規参戦してきた猛者どもを全員返り討ちにし、天下を取ってみたいもので。あんまり人生で一番になりたいと思ったことはなかったのですが、今回は話が別です。このまま行けばそれも決して夢じゃない。再戦まで、あとちょうど３ヶ月。最後の最後まで攻め切ります。夢をこの両手に掴むその日まで。その前に、この豪快にひいた風を何とかしなきゃな(笑）

１.２月１３日（水曜日）　　「世界一綺麗な夜明け」　　　６９.７１点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１１.５時間。
　倖田來未といえば苦情殺到、苦情殺到といえば最近のスーパーソニック（笑）
　ということで、本日は皆様から寄せられたクレームに関して真摯に答えたり答えなかったりします。初めに言っておきますがこれはほとんどフィクションですよ（笑）
　・「日記が長い」
　そうなんですよ、１月下旬から結構な長い期間にわたりまして長編になってしまいまして、閲覧者の大半が試験前で、ただでさえイライラしている時だというのにさらにめんどくさいのような内容のものを提供してしまったのは、なかなかの失策でしたね。でもまあ、あれはあれで楽なんですよ。ボツネタだから（笑）ほら、こち亀だって連載は３０年間途切れてないけど、いざというときに備えてボツネタをたくさん書き溜めているっていうじゃないですか。それと同じ（？）です（笑）
　・「日付がずれてる」
　これもご指摘のとおりです。でも、日記というものがその「日」の出来事を書き「記」したものであるのなら、あながち間違いでもないんですよ。肝心な部分はいつもその日に書いてますからね。裁判の判決で言えば、一番大事な部分であり、一番関心がある部分って「死刑」とか「懲役○年」の箇所であって、それ以下の判決理由に関してはいわば一般にどうでもいい（こともないんだけど）でしょ。それと同じでありまして、この日記で言えば「点取り虫（タイトルと点数のこと）」以外の、あの長ったらしい部分は枝葉末節であって、ぶっちゃけどうでもいい部分なのです（笑）だから、いくらその部分が先行していても、「点取り虫」がその日に更新していればかまわないわけです（笑）あの部分を一番大事にするという姿勢は開設以来変わっていないと思います。
　・「内容がつまらない」
　それを言っちゃお終い・・・という気がしないでもないのですが、この前ミヤソウ氏と話して、ランキング１位は伊達じゃない！！というところをたまには見せないといかんな（そんなことないんだけど）と思いまして、どうすればカルロス・ゴーンの日産再建策ばりにＶ字回復するか、考えまして、一つの結論に至りました。まあ昔から分かりきっていることなんですけど（笑）少年ジャンプの３大要素といえば「努力・友情・勝利」。斉藤一の通り名といえば「悪・即・斬」。それと同じように、陸同関係者のアクセス数を支える３大要素は「陸同・恋愛・悩み」だと勝手に仮定します。そりゃあ「ガンダム・時事・下ネタ」は全くうけません(笑）今後はこれを踏まえて、王道路線でお送りしたいとかしたくないとか思ってますので、（１週間くらいは）乞うご期待（笑）ってあれ、主力の４年生が卒業旅行なんだっけ。Ｖ字回復、無理だな(笑）

１.２月１２日（火曜日）　　「あのさ」　　　６６.３４点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×１２キロ（６４分）

３.９時間。
　浜崎あゆみといえば倖田來未ということで、最近彼女のラジオ発言でのが問題になってますね。
　私は１０年来のオールナイトリスナーですので、あの日も聞いていまして、もちろん例の発言も聞いてしまったわけです。確かに言ってました。でも、よもやこんな大事にまで発展するとは思わず、今日テンションたけーなーと思いながら漫然と聞いていました。本人を擁護するつもりは毛頭ないのですが、あれは正直会話相手のマネージャーも同罪な気がします。誰がパーソナリティーなんだか分からないくらいにマネージャーがことあるごとに会話にしゃしゃり出てきていまして、非常に不愉快だったのを覚えています。私は女性ではないので、あれがどれだけ侮蔑的意味を持つのかは分からないのですが、オールナイトリスナーとしてはあのマネージャーのはしゃぎっぷりが許せませんでした。あなたの声なんぞ誰も求めてない。普段から本人との会話はあんなもんなんでしょうね。普段と同じノリでマネージャーと会話していたようなことをそのまま公共の電波に乗せてしまった、と。
　まあ、そんなピリピリムードは、それ以降のオールナイトにも少なからず影響を与えてしまして、やっぱりね、全体的に下ネタがＮＧになっている気がします。深夜のＡＭラジオで下ネタがなかったら、魅力も半減です。個人的には（笑）「ジャネット」のないナイナイのオールナイトなんてイチゴのないショートケーキのようなものです。それまでその日に１回も笑うことのない私に唯一笑いを与えてくれる存在と言っても過言ではないのに。まあ、私の笑いのハードルなんてあって無きが如しなんですけど。それに、今年はオールナイトニッポン誕生４０周年でして、今月下旬には歴代の伝説的パーソナリティーが復活するなど、お祭り機運が盛り上がっていただけに、ピンチヒッターの不祥事で厳戒態勢が敷かれてしまうのは非常に残念です。倖田來未に別段の品格みたいなものは期待していませんでしたけど、その他の内容自体は思っていたよりは面白かったんですけどね。ただ「合コンに１回も行ったことがない」発言には噴き出しましたけど（笑）フライデーに載ってたじゃん（笑）

１.２月１１日（月曜日）　　「親子丼」　　　７１.２０点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１０時間。
　最近はオリコン２位になっただけで落ち目だといわれていますけど、高校時代、浜崎あゆみ（以下、浜あゆ）が好きでした。
　基本的にはモー娘オタクだったのですが、浜あゆもそれに負けないくらいだったと思います。何が好きだったかと言うと、もちろん、時期的に一番流行っていたということもあるのですが、あの歌の歌詞のひねくれっぷりが大好きでした。
　「イイヒトって言われたってドウデモイイヒトみたい」
　「悲しみも苦しみも何もかも分け合えばいいんじゃないなんてカンタンに言うけどねそんなこと出来るならやってる」
　お前、天下の売れっ子なのに、どんだけひねくれていれば気が済むんだ！！と思う一方で拍手喝采でした。並みのアイドルのように、もっと適当に無難で当たり障りなく愛だの恋だの歌っていればそれはそれで良かったようなものの、凄い笑顔で凄い鋭さ、たまりませんでしたね。個人的にはセカンドアルバム（ジャケットが全裸っぽいやつ）が浜あゆ史上最高傑作でした。売れっ子としても頂点だっただろうし、ひねくれっぷりの頂点だった気がします。リリースの時期がちょうど自分が高校での陸上を一番真剣にやっている時期（冬季練かな）と重なっていまして、いつも監督に走っているときに怒られると、浜あゆっぽく、「簡単に言うけどねそんなこと、できるならやってる！！」と悲痛な叫びを（心で）あげていたものです。
　あと、浜あゆで思い出すのが、インターネット初体験ですね。高校２年の夏かな、陸上の試合が我が家から遠く離れた場所（というか上柚木なんですが）であるということで、同僚の家にお泊りに行ったわけです。その家では何と、インターネットができるらしいということで、正直試合そっちのけでネットをやらせてもらうことが楽しみでした。その頃は今みたいにネットも普及していなくて機会があればやってみたいなとは思っていました。んで、色々何やらめんどくさい手続きを経ていざやってみると、これがまた大興奮ですよ。真っ先に見ましたね、浜あゆのＨＰ。試合前日だから、同僚が寝ようとしているのにもかかわらず初ネットに耽る自分。断腸の思いでネットをやめたものの、全然眠れず試合結果は散々。そして、後日判明したのですが、ネットってお金かかるんですね。巨額の請求書が彼の家に届いたことを聞いたとき、私は静かに頭を下げました（笑）

１.２月１０日（日曜日）　　「生きていく力に変えて」　　　６７.５１点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.６時間。
　まあ、そんなわけで（どんなだよ）最近、某学年の学年会があったらしいんですよ。
　そんなワイワイやっている一方で、私は一人寂しく一応クソ真面目に勉強している時に電話が鳴ったわけです。相手は勿論、セク○ラの小皇帝羽鳥氏（笑）まあ、これが初めてというわけではないので、冷静にありがたい話を拝聴させていただきました。思った以上に長時間にわたったわけですけど、何について彼は熱弁をふるっていたか、一言で言うなら

「俺をもっと日記でいじれ！！」

とのことでした（笑）陸同関係者の多彩な顔ぶれがトップページを飾っているのに、俺は総裁のおまけで１回載っただけ！！日記でも全然名前が出てこない！！もっといじってくれ！！明日（３日）の大原は九段高校ですから！！との切実なる願望を訴えかけられまして、そりゃあ、その昔は浜松で共に（ある意味）日本を制した仲ですから、いじれと言われたら、金ヶ崎で殿軍を勤めた木下藤吉郎や、「おしん」並みに強烈な忠誠心を持つ私が拒否するはずがございません（笑）
　・・・・・・うん、もういいかな（笑）全然話は変わるのですが、アクセス数を伸ばす方法って意外に簡単でして、単純に陸同会員の名前を多数出せばそれだけで相当増えると思います。逆にどうやったら減少するかも簡単でして、最近のこのＨＰのように、全然誰も興味がないような話を延々とするだけで相当減ります（笑）その昔、死刑の話を１週間くらいしたら最終日にはアクセスが半減しました（笑）掲示板にも書いたけど、合宿期間中とか以外の平凡な日のアクセス数が一桁になったら、あらゆる手段を使ってでも誰が見ていたかを探し当て（できないけどね）、そのメンバーで飲みに行きたいものです。

１.２月９日（土曜日）　　「ミエナイチカラ」　　　７０.３７点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×１１キロ（５１分）

３.１１時間。
　そもそも、常識か否かの境界線って難しいですよね。何をもって知っていて当然の常識というのか、結局のところ、それは「自分が知っているか否か」なのだと思います。自分が知らないことを世間の常識とは認めたくないものです。常識という言葉を用いるときはたいてい自分が知っていて相手が知らないような状況であると思います。大学受験のときの受験知識の競い合いなんてそんなものでした。相手も自分も知っていることであれば常識うんぬんの話にはなりません。常識とは当然のことですから、知っていて当然のことを互いに知っていることは議論になるはずもないのです。今さら３＋３がいくつだなんてことに口角泡を飛ばして議論することもないでしょ。それが分からない人がいて初めてその議論は顕在化するのです。つまり、矛盾しているようですが、常識というものはそれを知らない人がいるのが前提なのです。平等が思っているほど平等ではないのと同じように、常識も思っているほど常識は常識ではないのです。そして、知る強者が知ら弱者を糾弾するための言葉です。常識って良い意味で使うことってあまりないでしょ。
　ちょっと話は変わりますが、歴史というものは勝者が作り出すものです。勝者の都合のいいようにいくらでも改ざんできるものです。織田信長の伝記である「信長公記」には延暦寺の焼き討ちだって美化されています。徳川家康も、一国一城の主になったらいつの間にか源氏の末裔を名乗っていました。「三国志」も正史には諸葛孔明の八面六臂の活躍なんか描かれていません。正史はあくまで三国の覇者である「魏」目線で書いてあります。諸葛孔明の活躍はあくまで「三国志演義」の世界での話。私たちが現代習っている歴史もたいてい時の権力者にとって都合の悪いものは廃棄され、都合の良い部分は必要以上に美化されている捏造物だと思います。権力者はそれができるから権力者なのです。でも今となってはそれは誰も検証できません。だから、信じるしかない。そうして、歴史は作られるわけです。そして、後世にはそれが「常識」になる。現代において憲法でわざわざ表現の自由やら検閲の禁止を定めているのも、こうした、権力者による歴史の改ざん行為を防ぐためゆえだと思います。今、そういう規定があるということは昔はそれが行われていたという証拠でもあります。闇に埋もれていった不都合な真実なんてものはいくらでもあるのでしょう。古墳に研究者ですらも立ち入らせないのは、そこに不都合な真実が隠されているからなのかもしれません。
　話は戻りまして、常識というものも同じことだと思います。強い者同士が徒党を組んで「これは常識である」と大音声で叫べばそれが常識になるのだと思います。普段使われる意味での「常識」とは強者の理屈のことを指すのであって、世間一般誰でも知っているような「３＋３」のような今さら引き合いに出す必要のないレベルのものではないと思います。ですから、振り出しに戻れば「学生の常識は社会の非常識」という場合の「常識」も、「社会」という虎の威を借りて、弱者たる学生を糾弾するための材料にすぎません。学生が知っているはずがないということを知っていて、あえて言っているのです。弱い者いじめ。真の意味での、世間一般誰でも知っていることという意味での「常識」とは「人を殺してはいけない」とかその程度のレベルの、凄くハードルの低いものだと思います。それすら守れない人がいるくらいですけど。
　簡単にまとめますと、「常識」という言葉が意識的に使われるときは「誰でも知っていること」という意味ではなく、強者の押し付け理論であり、むしろ疑ってかかるべきものだと言うことです。自分の常識を押し付けることによって権威は生まれます。それだけの破壊力と危険性を有している言葉だと思います。自分が知らないことは常識じゃないと言って過言ではありません。常識か否かは自分が決めていいのです。つまり、常識とは自分が「常」備している知「識」のことであって、知らなかったらその時その時に増やしていけばそれでいいのです。

１.２月８日（金曜日）　　「冗談ではない！！」　　　６２.３５点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×５キロ（２５分）

３.１０.５時間。
　いつも深夜にはラジオを聴いています。
　この時期と言うこともありまして、就職活動関連の話になって、某超有名企業の人事の人が一席打っていました。そこで、盛んに強調していたのが「学生の常識は社会の非常識」「学生に常識があるのか」ということでした。ＷＨＡＴ？思わず握っていたペンを落としそうなベタなリアクションをするところでした。この人は本気でそんなくだらないこと言っているのか、ちょっと判然としませんでした。でも、一応真面目なコーナーっぽい雰囲気だったので真面目な発言として捉えるとして、これはナンセンスですね。その人の頭の中では社会と学校、社会人と学生は全く異次元の存在として捉えていることと思います。社会人の定義は社会に生息する生き物であって、学生とは懸絶した存在であると。これを前提とすれば、学生の常識は社会の非常識、社会の常識は学生の非常識であって当たり前です。なぜなら、常識というものはその「社会」の通念に照らして一般的に妥当する価値理念の総称なのであって、非社会人たる学生の価値理念を斟酌してくれないものだからです。最初から「社会」から除外しておいて「社会」通念を知らぬ者扱いするのは如何なものかと。江戸時代で言えば武士の常識を農民は知らない、と本気で嘆くようなものです。勝手に身分を分けておいてそれはないよ。
　私は昔からこの「学生」に対して「社会人」という表現に違和感を覚えています。学生は社会の構成員ではないのでしょうか。また、学生は職業ですけど、社会人は職業ではありません。属性の異なる両者を同一の土俵で比較すること自体が誤りだと思います。学生は学校に所属するから学生なのであれば、会社に属する会社員は、社会人じゃなくて「会社人」。社会人は文字通り社会の構成員全体を指すのであって、厳密に言えば国民全員を指すといって過言ではないと思います。それを学生との区別のために用いるのであれば、それは不合理な差別、身勝手な特権階級意識です。少々憲法的な話になりますけど、大学は部分「社会」の一種であると最高裁も認定しております。法秩序の多様性を認め、部分社会特有の価値理念が存在し、尊重するべきことを認めているのです。司法権は社会全体の通念（＝常識）に則って行使されるものです。ですから、社会全体の通念（＝常識）が学校という部分社会内部の社会通念（＝常識）が存在し、尊重されるべきことを認めているのです。講学上は学生もれっきとした社会人です。学生と社会人の二分論はまだしも、一方的に学生を非常識扱いすることはおかしいのです。学生の常識は（御社という一つの部分）社会の非常識、と訂正し、勝手に社会全体の代表者を僭称しないでほしいもので。それで意味は十分伝わります。我が社の社風を学生は分かってないって言ってるようなものです。それは当たり前。御社も無数にある会社の一つの部分社会にすぎません。会社が変われば常識も変わります。部分社会の集合体を「全体」という意味での「社会」というのだと思います。

１.２月７日（木曜日）　　「勝俣州和元ＣＨＡ－ＣＨＡ♪」　　　６４.１７点！

２.昨日の練習・・・・ＪＯＧ×５キロ（２５分）

３.７時間。
　ここから先は完全に余談です。
　でも、教育社会学（だっけ）のレポートで似たようなこと書いたら「Ｓ」くれました。シャレが分かる先生だったようで（笑）
　塾と学校、どっちが一方的に悪いってこともないのでしょうけど、背後の存在のことを考えると、もっとうまい形で決着が付けられそうなものだとも思います。塾は大手といえどもせいぜい一つの企業であるのに対して、学校の背後に控えているのは都道府県であり、国です。人的物的実力では比較になりません。そんな両者がいがみ合っているのは学校側としてはかっこ悪いです。ねずみと猫が鍔迫り合いしているようなものです。そんな正面から全面戦争しなくても、もっと別の戦い方もあるはずです。戦いの最高の決着方法は、戦わずして勝つことです。まず勝ってしかる後に戦う、これ孫子の兵法の基本です。学校が塾に戦わずして勝つためには、簡単な話ですが、塾のエース講師を引き抜いて、教壇に立たせることに尽きます。塾講師とて人間です、所属している塾の何倍もの報酬をチラつかされたら心も動くことでしょう。もしそれが叶わないのであれば、１年でも半年でもいいから期間を定めてレンタルするのです。明治初期のお雇い外国人のように。列強に勝つためには頭を下げて高い金を払って外国人を招聘して、今に見てろよと言わんばかりの気迫であっという間に技術を習得し終え、その後すぐに、坂の上に浮かぶ雲の如き存在だった列強を連破していた頃を思い出せばいいのです。
　敵に勝つためにはまず敵のことを知らなければなりません。敵を知り、己を知れば百戦危うからず。これも孫子の兵法の基本です。嫌かもしれないけど、決して無視はできない存在である塾講師に一時的に頭を下げ、うまいこと招聘できたらレンタル期間に技術を全て盗んでしまい、用済みになったらあかんべーで返せばいいのです。そういうモノマネ、得意でしょ日本人。そうすれば、戦わずして今は憎き塾も期せずして衰亡していくこと間違いなしです。巨人がいい見本です。敵に勝つために、敵の何倍もの金を払って打点王と最多勝投手と１６１キロ投手を合法に引き抜いています。もっと大きい話では、国のトップだって、最大野党と合体しようと一時期画策したこともありました。戦わず、敵を飲み込むことで勝つ、場面は違えど、孫子の教えそのままです。カシミール問題のインドとパキスタンみたいに延々と睨みあってないで、攻め手を変えてみたら如何でしょう。正面突破だけが戦法ではありません。敵を知るために、戦わずして勝つために、敵のエースを引き抜きましょう。殿、ご決断を！！

１.２月６日（水曜日）　　「墨塗りと私」　　　６６.５９点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１０時間。
　物事の治乱興亡の全ては新興勢力と守旧勢力の闘争にあるのだと思います。全然喩えが違うのかもしれませんが、風邪を引いて高熱が出ているときはどういうときかと言えば、人体に存在しない病原菌なるものが侵入してきて、それを我らの白馬の騎士、白血球様が根絶やしにしようと熱戦を繰り広げているからなのであります。その際白血球もこの人間を守ろうとして滅私奉公しているのではなくて、そんな病原菌の新規参入が気に入らないからなのだと思います。そんな物が入ってきたら自分たちが住みづらくなる、既存の秩序が崩壊してしまう、自分の生存意義をかけて、自分のために戦っているのだと思います。結果、たまたま人間本体と利害が一致しているだけです。白血球に限らず、体は正直なもので、気に入らないとすぐにクレームをつけてきて、たまにストライキまで起こします。酒を飲みすぎると司令塔の脳髄を初め、全身が機能してくれませんし、野菜が足りないと、大便がストライキを起こしますし、栄養バランスが悪いと、舌に口内炎なるバリケードを張って応戦してきます。絶えず良好な環境を提供しないと彼らはすぐにへそを曲げてしまいます。
　そんな、体を構成する細胞レベルからして、新規参入を嫌うのですから、いわんやそれの集合体たる人間をや。結局、塾の講師が自分たちの聖域に土足でズカズカと上がりこんでくるのが気に入らないのでしょう。もし、同じ土俵に立ってしまえば、否応なく、彼らと力量が比較されることになります。それで、やっぱりあっち（塾）の先生の授業の方がいい、と評価されることが怖いのでしょう。もう適当なマネができなくなる。存在意義を否定されるのが怖い⇒群れる⇒新興勢力を排撃する、別に取り立てて騒ぐほどのない、幾千年続けられてきた、ごく普通の光景です。戦争だって、あらゆる既得権益を守るために起きるものです。まあ、今回は、理由になりそうな、もっともそうな理由をつけて、それが明らかに無理があって、真の目的が見透かされているところは悲劇を通り越しているとは思いますけど。本当に実力のある教師であれば、受けて立とうと思うはずだし、本気で否定しているのは予備校が何たるか、よく分からないご老人連中だと思います。全貌が見えない新しい敵だから、とりあえず反対しているだけなのでは。そして、学生時代に塾講師で鳴らした、現場の若手の人は意外にどっちでもいいと思っているのではないでしょうか。
　結局のところ、この問題の一番深刻なところはどこにあるかといえば、お互いがお互いを牽制し、敵視し、責任を互いに押し付けあっているところだと思います。学校側は、塾の小手先の受験テクニックのようなを嫌いますし、塾側は学校教師を馬鹿にして、学校だけで受験に合格できるものかと高をくくる。学力低下問題はどちらもあいつのせいだといって責任を取らない。それだけは、小学校から大学まで、どこのレベルになっても同じ。法科大学院だって、詰まるところ、予備校のマニュアル本ばかり売れて、教授の本が売れないことに対する嫉妬から成立したようなものですし。いつでも、塾と学校は互いを馬鹿にし、いがみ合い、責任を押し付け合うだけで、共存しようとしない。学力問題も、落ち着くところは「最近の子どもたちは勉強しない」。んなばかな。つまらない大人の事情によって、翻弄され、結果的に泣きを見るのはいつでも弱者たる子どもたち。いい加減やめにしろと言ってもたぶん無理でしょう。その意味ない闘争こそ自分の生存意義がかかっているから。でも、結局それで溜まったツケで最終的に泣きを見るのは自分たちなんだと思います。いずれ、その子どもたちが成長していった暁には、彼らが国家の中枢になって働き、その結果彼らによって養ってもらうわけですから。
　最後に、教育は最良の先行投資だと思います。他のどんな投資よりも遥かに確実で、遥かに物心両面で得られる喜びも大きいと思います。株や博打に投資して、浪費する金があるなら、たまには教育に投資してみるのもいいと思いますよ。

１.２月５日（火曜日）　　「国語」　　　５８.３９点！

２.昨日の練習・・・・ウエイト

３.１０時間。
　最後に④結局誰が最終的に困るのか分かってない。
　新聞を読んでこの報道に接した時に真っ先に思ったのは「何で、勉強したいって言っている子に勉強させてあげないんだよ！！」ということです。おかしいでしょ。土曜なんて学校休みで遊びたい盛りの世代の子たちが、どういう理由であれ、勉強せにゃいかんから特別に授業を受けたいと志願して登校してきて勉強しているのに、それを邪魔する権利がどこにありますか。はばたきだした彼等を誰に止める権利があったのだろう（Ｂｙ浜崎あゆみ）学力低下問題で騒いでいるくせに、勉強させる機会を奪おうとするその矛盾挙動に気づかないのでしょうか。結局のところ、この問題に限らずそうなのでしょうけど、根底にあるのはただの縄張り意識と責任転嫁に尽きると思います。都教組も声明を出していましたよ。予備校教師が公教育に関与すると、受験競争を一層煽ることになる、教育機会の均等を損ねる、教育産業との癒着がどうたら、などなど。
　でもさ、それ、本気で言ってます？誰のために言ってます？そこにあるのが保身じゃないと言い切れます？これ、心の底から子どものためを思って発言してらっしゃるのであれば立派なことだと思いますよ。時代遅れだとは思いますけど。でも、断言できるくらいにそれはありえないことと思います。中学校の問題ではないかもしれませんが、学校によっては、徒競走をやらないところが増えていたり、学芸会でシンデレラが７人いたりするところもあるらしいです。何故でしょう。簡単に言えば「競争が良くないから」です。足の遅い子や学芸会での脇役がいじめを受けるおそれがあるからだそうで。俗に言うモンスターペアレンツが怒鳴り込んで来るのでしょう。よくも我が子に恥をかかせたなと言わんばかりに。確かにね、そういう事態が起こる可能性はありますよ。でもね、じゃあ、いつになったら競争するの？結局いつの日か望むと望まぬとを問わず競争の世界に足を踏み入れなければならないのです。自分たちの手の届くうちはそれをさせないで、卒業したら進学先の指導に従ってどうにかしろというのでは、それはただの責任逃れです。一時的な批判をかわし、子どもが現実に直面するのを先送りしているだけです。それで果たして子どものためになると本気で思っているのでしょうか。徒競走をやめて３０人３１脚にする、シンデレラを無理矢理７人作る、それが子どものための正しい教育のあり方なんでしょうか。教育とは卒業した後に残る物である、とサッチャーも言ってましたけど、これに従えば、残るのは解決することなく先送りされた山積みの課題です。何ですかそれ。足の速い子もいれば遅い子もいます。主役で輝く人もいれば、裏方で土台となる人もいます。役割分担は必須なのです。それは人生の早い段階で気づかせてあげる方が良いでしょう。運動会で足の遅いこと、学芸会で脇役になることは悪いことではありません。その世界では芽が出なくとも、別の輝ける世界を見つければ良いのです。前述の問題先送り行為はこういう新しい自分の可能性の発見を妨げる行為なのです。この一番大事な時期に。

１.２月４日（月曜日）　　「ロコチャンマン＠一日千秋」　　　５５.８１点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１０、５時間。
　さらに③「格差」の意味を勘違いしている。
　そもそも今回の問題における格差って一体何を指すのでしょうか。これを教育機会の不平等という意味だとして考えてみましょう。その方が憲法チックになってやりやすいという手前味噌で都合いいので。まず、平等平等って何もかもを画一的、均質的に取り扱うように思われがちですが、平等って矛盾かもしれませんけれど、意外にそこまで平等じゃないんですよ。不平等とは簡単に言えば不合理な区別のことを言います。裏を返せば、個別的事情に応じて合理的な差異を設けることは平等違反ではないのです。何もかもを絶対的に等しく取り扱うのではなく、相対的なものなのです。そして、これが違反になるのはこれまた簡単に言えば「自力ではどうにもできないような事情」に対して社会一般的に許容される限度を越えるような不利益を受ける場合のような、極限事例に限られるのです。例えば、ちょっと前までは、赤の他人を殺しても（当時は）懲役３年以上か無期懲役か死刑なのに、親を殺すと刑は無期懲役と死刑に限られていました。そして、親殺しの場合どのような事情があろうとも、必ず執行猶予はなされず、実刑判決を受けることになっていました。親に肉体関係を強要され、その状況を脱出するために親を殺した場合にも実刑じゃあ、そりゃあさすがに刑罰も不均衡、不平等だろうということで今は廃止されています。他には平等違反を明言してはいませんけど、退職年齢を性別によって５歳もの差異を設ける規定も違法だと判断されたこともありました。まあ、これは明らかに女性を目の敵にしていたという分かりやすい事情があったのですが。
　いずれにせよ、平等違反を言うのは相当程度に難しいのです。差異は努力で何とかするのが原則です。非嫡出子の相続分が嫡出子のそれの半分であることも違反ではないとされているくらいです。生まれてきた子には何も罪はないのに。それに比べれば、今回の教育機会の格差なんてあって無きが如しだと思います。格差格差言って文句言うのはただの勉強不足の責任転嫁です。成績優秀な他の杉並区の公立中学校に通う人はそんなこと言わないでしょう。既に述べましたけど、塾を利用すれば成績が必ず上がるというのは幻想です。つべこべ言わずに教科書を読め。それだけで容易にその程度の苦境なんか跳ね返せます。できなかったら、できるまでやるんです。やろうともしないうちから文句を言ってどうするんですか。格差とか流行の言葉使ってますけど、あそこの学校だけ塾と提携していてずるいってことでしょう。「ママ～あの子がファミコン持ってるから僕も買って～」というおねだりと本質的には何ら変わりません。その時子どもには叱り付けるように言ったでしょ。「よそはよそ、うちはうち！！」と。そして、もし自分の子どもがたまたまその学校に通っていたら格差だなんて決して口に出さなかったことでしょう。自分勝手なもので。
　要するに、格差や不平等だなんて軽々しく口に出すべきではないということです。短距離やってる人は特に分かるでしょうけど、１００Ｍ走の方がずっと理不尽です！！（笑）何の理由もなく成績に差異が生じるわけがないでしょ。ただ、それまで勉強していた子としていない子の差です。格差ではなくただの努力差。そして、塾の関与があろうとなかろうとそれは同じことです。

１.２月３日（日曜日）　　「僕、飯田橋なので」　　　５７.６２点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.９時間。
　閑話休題、続く。
　ちょうど中学受験シーズンだし、最近の流れにも沿っている気もするので、ちょっと当時を振り返ってみましょう。いきなり結論になっちゃいますけど、中学受験をしたこと、塾として○能研吉祥寺校を選んだのは大正解だったと思います。あの頃もっと強烈な自我が芽生えていて反抗期を迎えて中学受験をしなかったら全く違った人生になっていたくらい、人生の大きな分岐点だったと思います。何がそんなに意味があったかというと、簡単に言えば小学生ながらにして世の中の仕組みを（あくまで小学生レベルの視点ではありますが）見たことでしょう。斬新でしたよ。完全なる成績至上主義な世界は。成績が良いことが何よりもその世界では賞賛され、ただそれだけで価値序列ができる社会。座席表が教室の入り口に張られ、名前の横には毎週行われるテストの総得点が書いてあり、座席の配置も成績が良い者から前から座っていき、前の方は二人掛けという良好なる環境なのに、成績劣等者は黒板も見えにくい後ろに並ばされ、しかも３人掛けの悪環境。クラスも５つくらいあり、全て成績順。一番上のクラスに昇進して、さらに全国ランキングで上位に入ると爵位（公侯伯子男）が授与され、公爵になって、全国制覇すると「様づけ」で呼ばれるという教育委員会が聞いたら卒倒するようなシステムでした。私は２番目のクラスの真ん中くらいをウロウロしていたので、完全なる「平民」でした。爵位を授与されていて、毎回校舎に「全国○位おめでとう！！」なんて賛辞を浴びている人の顔すら拝むことができませんでした。クラスによって階も違うので、全く接点なんかありませんでしたし、流れに流れてくる情報で○○君が今度侯爵になったらしいよ、と知る程度のものでした。江戸時代でいえばお目見え以下（笑）だから、あ～こんな人もいるんだな、一回くらい顔を見てみたいものだと思っていたものでした。それが叶う日が１回ありました。合格祝賀会会場で全生徒代表で表彰されている姿を遠くから見ただけでしたけど（笑）
　こういう制度の当否はともかく、学歴社会って、受験戦争ってこういうものなんだなと当時のアキラ少年は思いました。そして、劣等よりは優秀な方が自分も嬉しいし、親も喜ぶだろうし、自分も頑張れば、いつか爵位を授かって、あの人たちのような賞賛を浴びることができるかもしれないと思って頑張っていたものでした。まあ、頑張ったといってもその結果があの学校ですから大したものじゃなかったのでしょうけど（笑）それでも、当時の若き塾長の人心掌握術の巧みさは卓越したものであったにしても、本当に単純といえば単純でした。でも、あの時抱いた思いは永遠に消え去るものではないし、今に至ってもなお試験の道を選んでいるのはあの初心に起因する部分が大きいことと思います。三つ子の魂百まで。

１.２月２日（土曜日）　　「１秒先の未来」　　　５４.６２点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１２，５時間。
　閑話休題。
　最近何やら真面目っぽいことを長々と書いていますけど、あんたそれ門外漢じゃん、素人が何も知らずに偉そうに語るなよと思われるかもしれませんけど、まあ許してください（笑）考えてもみてくださいよ、起きている時間の大半を専門の勉強に当てていて、やっとこの息抜きにたどり着いたのにまた専門的なことしか書けないのであればそれこそ気が休まるときがきませんのよ。これからも専門領域のことは書かないだろうし、書いたとしても当たり障りのないことくらいしか書かないでしょう。というわけで下手の横好きだと思って半笑いでもいいので、許してやってください。
　さて、私はまだ短い人生ですが受験経験だけだったら結構な百戦戦士です。全然自慢にはなりませんが（笑）中学受験、大学受験、大学院受験、資格試験受験、受かってもまた試験は続きます。そして、親不孝なことに、大学院受験以外は予備校を利用する機会がありました。まあ、大学受験のときのＹゼミは無料だったし、特定の科目の講師の話が面白かったからというただそれだけで通っていたんですが。総じて、予備校の先生の授業と学校の先生の授業の面白さでは失礼ながら大半の場合、前者に軍配が上がるように思えました。同じことを教えるにしてもやっぱりね、巧いんですよ。受験勉強に特化した感じで指導してくれるし、先生も合格実績が上がらなければ査定やらクビがかかってくるものだから必死になるわけで、お互いの利害が一致していたのでしょうね。その点、学校の授業はそうは行かず、歴史や国語の授業で教科書を棒読みして板書も教科書をほぼ丸写ししているだけで、果たして何のためにやっているのか、これで受験に合格できるのか、漠然とした不安を覚えざるを得ませんでした。もちろん、その代わりに得たものも大きいですけどね。
　詰まるところ、予備校と学校とでは共に教育機関でありながらも、役割が異なる存在なのだと思います。受験指導に関しては、予備校の方に軍配が上がりますけど、それだけではなくもっと大局的な見地から、生徒と先生の間での精神の交歓作用による豊かな人格の陶冶を図るためには刹那的な関係に過ぎない予備校よりもじっくりと長時間にわたって結合関係にある学校の方が優れていると思います。どちらが全面的に優れているということはありませんし、教育の効能が一通りであるわけでもありません。ゆえにどちらかが一方的に不要であるということもありません。カレーとラーメンどっちが美味いか比較するようなものです。比較すべきものでもありません。一長一短。まあ、どちらかといえば一方的に予備校不要論の方が強いのでしょうけど。じゃあ、予備校が不要なら学校が生徒全員を志望大学に送り込めるほどの素晴らしい授業をしてくれるのかという問題になったときに、果たして責任が取れるのでしょうか。そこは予備校と役割分担して責任も分担したほうが合理的であるとも思えます。生徒の側が望まなくても大半の人間は受験戦争に臨まなければならないのです。そして、学校が予備校の機能を無理矢理吸収しようとしたから履修漏れやら合格者水増しなる問題が起きたわけで。そこは変なプライドを持たないで、お互いの役割分担を理解して、生徒を多角的に教え導いていってあげてほしいものです。少なくとも私は両者は違うものだと割り切って、両者とも別の意味で自分の役に立っているなという実感はあります。

１.２月１日（金曜日）　　「人生にはモテ期が３回来る！！年少、年中、年長・・・あれ？」　　　５０.１８点！

２.昨日の練習・・・・ＲＥＳＴ

３.１２，５時間。
　そして、②公教育の危険性を看過している。
　塾が公教育に関与することが「軍門に降る」ことだと思うのであるならば、要はそれはけしからんことで、公教育は御上の独占事業であるべきだということになります。だけど、本当にそれでいいのでしょうか。公教育の威力というものは凄まじいものがあると思います。維新建国以降、大国を次々と戦争で撃破したのも、原爆を落とされるに至るまで破滅の道を進んだのも、人間業とは思えないくらいの戦後復興を成し遂げたのも、これ須らく公教育の賜物であるといってもそうそう過言ではありません。やり方によれば片道の燃料と爆弾を積んで戦闘機で特攻する集団を生み出すことだってできるわけです。また、実質的な検閲に等しい教科書検定の是非を巡り３０年以上にわたって争われた教科書裁判や、最近では７３１部隊や沖縄強制自決問題をもみ消そうとしたことをお忘れでしょうか。平気で歴史を捏造せんとするような者に公教育の全権を委ねてもいいのでしょうか。教育の民主化は戦後政策の柱の一つであったと思います。御上の下され物であるという発想は時代を逆行させ、いつぞやの悲劇の再来を招きかねない発想となりうる危険性を内包しているのではないでしょうか。
　そもそも、公教育に関して「誰が教えるか」はそこまで重要な要素だとは思いません。「何を教えるか」です。最近では教科書から漱石や鴎外が消えつつあるらしいですし、日本とアメリカが戦争したことすら知らない人が増えて来ているそうです。都合悪いことは隠蔽してしまえば、効果は絶大だと思いますよ。とにかく、何を教えるかを巡って前述のような血みどろの凄惨な闘争が起きているのであって、現場の教育者の属性がどうであるかは枝葉末節にすぎません。中華料理で、北京ダックと杏仁豆腐が出てきて先に杏仁豆腐を食べて満足するようなものです。大事なのはそっちじゃないでしょ。誰が教えようと大化の改新は６４５年ですし、２×３は６です。そして、教科書も誰が教えても誰が学んでも同じような結果が出るように作られているはずなのです。教育内容の決定権の問題という要諦を見過ごして、あまり問題ではない現場の主体の是非を争っても仕方ないのだと思います。そして、教育産業が公教育に携わることはそんなにまずいことなのでしょうか。いつからそこは聖域になったのでしょう。教師になろうと思われる人はほとんど大学時代に教育産業でバイトしたことのある人ばかりだと思います。公教育と教育産業を絶対的に分離させる必要があるとお考えならば、一体誰に教師になれと。私立学校の存在意義は如何。この問題は学力低下問題とも関連してのものだと思います。高校受験のためということもあるでしょうけど、学力低下がまずいということでわざわざ休日を使って勉強するわけです。学力低下を何とかしろということで、こういう施策を打ち出しているのに、愚劣なる根拠でそれはダメと言うんじゃ、一体どうしろと。進退両難、虫がいいとはこのことで。そんな人こそ義務教育からやり直してほしい。
　まあ、多少脱線しましたけど、要するに、誰がやるか否かは大した問題じゃないけど、公教育を全面的に国に委ねてしまうのは危険だから、少しは民間色を注入して色々な人を介在させて、国の独走暴走の歯止めになってもらった方がいいのでは、ということです。教育は国家１００年の計。みんなでやるものです。